DIYで棚を作るときに、棚受けなどの金具を使った棚を良く作ると思います。
例えばこういう金具を間柱にビスで打ち込んで、棚を作りますよね。
今回はこれなしで棚を作ってみました。
子ども用のパソコンを置いたことで、プリンターも近くに置いてしまおうとなりました。
そんなプリンター用の端をDIYで作りました。
棚受けなしの棚を自宅で作ってもらったのは初めてです。
棚受けなしの棚は、結果的に見た目もすっきりして、めちゃくちゃいい感じに仕上がりました。
つくる前は、壁面から結構出てしまうし、邪魔じゃないかなと思ったんですが、思ったより気にならずにプリンターも使いやすくなりました。
壁紙を貼ることで、キッチン周囲との一体感も出て、貼ってよかったなと感じました。
結果はこちらです。
棚受けなしでプリンター置き場を設置するための棚を作った
パソコンスペースの横の壁部分に、棚を作成しました。
ビフォーアフターをとりあえずみせます。
before
after
beforeはイケアの書類入れを書類を入れるスペースとして活用していました。
でも書類もたまりがちになるし、雑然としてしまうので、それならばプリンターをここへ移動させてみようと画策しました。
棚受けがないタイプの棚を作ってもらったのは、初めてだったのですが、すっきりしていて、なかなか気に入っています。
もちろん木材で作っていますが、壁紙を貼って周囲の色味と合わせました。
DIYの良さを活かして用紙も入れられるようアレンジ
特に気に入っているのは、紙を入れられるスペースと、横の小物置き用の棚です。
今までは、紙を引き出しにしまっていたのですが、この棚があれば一目瞭然で在庫管理もしやすくなりました。
サイズ感もぴったりなので、紙が見えていてもすっきりして見えます。
小物置きもあると便利で、眼鏡や時計を置けるので重宝しています。
DIYで棚受けなしで棚を作る方法
今回使った材料と道具
使った材料
- 木材
- 壁紙
- ボンド
今回使った壁紙は、キッチンカウンターに使ったものの余りを利用しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
キッチンカウンターの壁紙を張り替えてみた。【満足感高い大工のDIY】
使った材料が少ないので、価格も抑えて、棚をつくることができました。
稼働棚や、棚受けアリの棚ではどうしても金具代がまずまずかかってきます。
なので、金具を節約できる棚受けなしの棚は非常に便利だなと感じましたね。
使った道具
- 電動ドライバー
- 長めのドライバーシャフト
- 電動トリマー
- 水平器
- ホールソー
使う道具は電動ドライバーを持っている人は多いですが、トリマーは少ないかもしれません。
その場合は難易度はあがりますが、のみを使って、自分の手で削るという方法もありますね。
棚の紙を置いている奥の部分から壁にビスを打っているので、長めのドライバーのシャフトをつかいました。
水平器はレーザータイプで、今回はプロ用の物を使っていますが、水平が正確に取れれば、百均の物でもOKです。
電動は付け替えれば色々用途があるので、助かりますね。
長めのビットはあまり使わないけど、こういう時に便利ですね。
今回は棚の下側に電源があったので、穴をあけてそこから電源コードを通すのに使いました。
棚の作成手順
手順
- どんな棚を作りたいかイメージする
- 寸法を測って、棚に必要な材料を切る
- ホールソーで電源穴をあける
- 棚をつけたい部分の壁紙をはがす
- 棚板をしゃくる
- 壁にしゃくった部分とぴったりの木材を張り付ける
- 斜め方向から柱に向かってビスを打ち込む
- 壁紙を貼る
しゃくるって?と思う人は次の章をご覧ください。
棚受けなしで棚の強度を確保する方法
棚受けなしで棚の強度を確保するには、「しゃくる」必要があります。
「しゃくる」とは、凸凹を壁と棚板につくることで、滑らすようにカチッとはめているんです。
写真のように、壁側には棒状の突起物をボンドで貼り付けます。
同じ太さの溝を棚板に仕込むことで、棚受けがなくても強度を保つことができます。
壁側にボンドをつける前に壁紙部分ははがすのも忘れずに。
最期は、長めのシャフトを使って、棚の中からも柱に向かってビスを打ち付けています。
正直、初心者にはちょっと難しいので、基本的には棚受けアリで作った方が良いのかなと感じます…。
慣れてきたらチャレンジしてみて下さいね!
まとめ【棚受けなしの棚は見た目も価格もすっきり収まる】
今回は棚受けなしのプリンター棚を作成しました。
壁にピタッとくっついて、自分の好きな形にできるのが、棚受けなしの棚の魅力だなと感じました。
しゃくるのは高等技術と言っていいですが、トリマーがあれば簡単に行える作業です。
DIYにチャレンジしたい人は、トリマーは他にも用途が多いので、持っていても良い道具だなと感じます。