秋は虫の季節です。しかし、男の子のママでも虫嫌いは多いことでしょう。
ただ、大きくなるにつれて、虫を集め出すんですよね。
なんででしょうか?
男心をくすぐる虫の魅力が私にはよくわかりません。
長男は3歳の頃からカブトムシを飼い始め、2歳の次男も虫が大好き。
私の場合、見るだけで恐怖を感じるほどの虫嫌いではありませんが、できれば触りたくはない。
でも、子どもには虫嫌いになってほしくないと思っている私が、虫好き男子との付き合い方をお伝えします。
この記事でわかること
- 虫嫌いにさせないための接し方
- おすすめの虫の絵本
- おすすめの虫のおもちゃ
- 虫を持って帰ると言い出した時の対処方法
虫ブームをひそかに恐れている、虫嫌いママに。
子どもを虫嫌いにさせない子どもとの接し方をお届けします。
いつ頃虫に目覚める?
だいたい2~5歳くらいで男の子は虫に目覚めます。
周りでも4,5歳の頃は特に虫に興味がわく年齢のようです。
もちろん子どもにもよりますが、長男は3歳でカブトムシを飼い始め、2歳の次男は長男の影響もあり、虫が大好き。
そのため、カブトムシと鈴虫を自宅で飼っています。
次男は毎日ゼリーをあげて可愛がっています。
長男も、次男も最初こそ、少し怖かったようですが、徐々に慣れて、今ではしっかりつかむことができています。
私も少し慣れてきました!
まだ鈴虫の餌の交換は竹串を使いますが…(笑)
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虫が苦手でも頑張ること
自分が虫が苦手でも、子どもには虫嫌いになってほしくないのが本音ではないでしょうか?
子どもを虫嫌いにさせないために、親が気を付けることを紹介していきます。
自分が苦手でも子どもには押し付けない
私は子どもにも苦手なことにも、臆せずに挑戦してほしいと思っています。
そのため、「自分の苦手を押し付けないこと」で、私自身の「苦手」との向き合い方を、子どもに示したいのです。
だから、ちょっと嫌だなと思っても、グッとこらえて平気なフリをします。
平気で虫をつかめる女性は少数派だと思います。
私自身は蝉も木から取れますし、カブトムシも触れます。
しかし、急に虫がいたら驚くし、虫によっては嫌悪感があります。
子どもには自分自身で感じて、判断する習慣をつけてほしいと考えています。
一緒に調べてみる
図鑑などで一緒に調べてみると、知らないことも多く面白いです。
そして、外でも観察するようになると、「秋じゃなくてもトンボが飛んでる~。」「あんな蝶々みたことないな。」と新しい発見が多くみられます。
当たらしいことを知ることの楽しさを子どもと共有できる手段でもあります。
捕まえたことに興味を示す
せっかく捕まえて「ママに見せてあげよう~。」という子どもの心をないがしろにしてはいけないと思っています。
もちろん、苦手な人にとってはつらいかもしれません。
最初の嫌がる一言を飲み込んで、遠くからでも反応してあげましょう。
一緒に観察してみる
虫を怖いと感じる一番の要因は、その見た目と慣れていないことではないでしょうか?
見た目が苦手でも、徐々に見慣れてきます。
そして細部を観察して、「羽を動かすことで音が出ている」「口はどこか?」など観察を行うことで、怖さより興味が勝ってくることがあります。
絶対無理な人は、自分がみなくても子どもが勝手に観察するので、ルーペや図鑑を渡して任せましょう。
興味があれば勝手に観察するものですよ。
子どもが虫に接する機会を作る
虫が怖いのは接する機会がないことが一番大きいですよね。
キャンプや屋外活動に参加することで、自然と虫と接する機会が増えて平気になることがあります。
そして、慣れてきたら段階を踏んで、実際に飼ってみると、「僕のカブトムシ」と愛着がでてきて苦手ではなくなる可能性もあります。
自分が苦手な場合は、得意な誰かと一緒に、虫に接する機会を作ってあげましょう!
パパやじいじ、近所の虫が得意な人たちを探してみて下さい。
子育てだって自分が全部しなくてもいいですよね!
おすすめ虫の絵本
NEOシリーズの図鑑はいくつか持っています。
NEOシリーズの図鑑は、DVDもついていて、車でもみられるのでおすすめです。
ただ、昆虫のDVDは虫が苦手な人にとっては、直視できないほどの場面もあるので要注意!
「ドラえもんがでるよ~」とこどもとパパでみてもらいましょう。
絵本だったら虫が苦手なママも安心。
あかちゃんにおすすめはこちら。
リズムのある文章とハチの絵が可愛くて、0歳時からニコニコです。
アリさんは道端にいるため、息子が最初に興味をもった虫かもしれません。
虫とバスという男の子が好きな2代巨頭がでてきて、1歳ごろから釘付けです。
3歳以降におすすめは生態も一緒に勉強できる本。
テントウムシだったら、虫が苦手なママもまだ許せる。
「てんとうむしのてんてんちゃん」はテントウムシの生態もわかりやすく描かれていて、大人も興味深くみることができます。
カブトムシ好きには「ぞうきばやしのすもうたいかい」がおすすめです。
かなりリアルな絵に、コミカルなストーリで子どもは大喜び。
大勝負はクワガタとカブトムシ…。勝負の行方もきになりますね。
「なく虫ずかん」は虫の鳴き声が載っていて、大人は読む時ちょっと難しいです(笑)
読んでいて、「ほんまに鳴いてる声こんな感じで聞こえる!」と大人でも思います。
こどもにはなぜかはまっていて、寝る前にもよく持ってきて読んでいます。
鈴虫もでてくるので、本物の鈴虫と聞き比べていましたよ!
おすすめ虫のおもちゃ
うちの子は昆虫の中でも特にカブトムシが好きです。
世界には1300種類のカブトムシがいるのに、日本には数種類のカブトムシしかいません。
世界のカブトムシのリアルな造形を知りたい方はこちらがおすすめ。
お風呂に置いておいたら、ずっと遊んでいます。
ただ、知らずに後から入るときに、湯船の下に沈んでいると少し驚くことがあるので注意です。
リモコンで動くタイプが良ければこちら。
カサカサっていう擬音がちょっときになります…(笑)
でもリモコンで動くやつは子どもには大うけ間違いない。
リアルなのはちょっとNGなママにはこちらがおすすめ。
水に浮くからお風呂でも使いやすく、下の方に沈んでいることもありません。
子どもは冒険が大好物ですよね。
服装や持ち物でテンションをあげてあげると、「虫を取るぞ~!」という気持ちが高まる可能性大です。
虫かごに入れた状態で観察ができるのは、虫嫌いなママにとってありがたいアイテムですね!
虫取りの時に、ハエやアブ、蚊に刺されるの嫌ですよね。
それを防いでくれるのが、オニヤンマのブローチ。
オニヤンマの主食は昆虫のため、虫が近づきにくくなります。
おもちゃとは違うかもしれませんが、トンボ型の虫よけなら子どもも喜んでつけてくれるし、ママの虫の虫よけにも、赤ちゃんの虫よけにも無害で最適。
虫を持って帰ると言い出した時の対処法
外で観察する分には良いけれど、自宅にはどうしても入れたくないという方も多いです。
そんな時でも子どもは「どうしても連れて帰りたい!」と主張してくることもあります。
子どもは虫を持って帰りたいVSママは家には入れたくない時の対処方法をお伝えします。
バイバイのタイミングを待つ
虫をすぐに手放すことを無理強いすると、余計に意固地になることがあります。
そのため、できるだけ自分のタイミングで手放せるようにします。
ある程度観察したり、触ったりすることで満足して手ばなせることがあります。
具体的に「虫を飼う」には何が必要かイメージさせる
「虫を飼う」ということを具体的にイメージさせます。
餌をあげる手間や、どこに置くのか、土を買いに行くことや、死んでしまうこと、それらを具体的に確認していきます。
虫かごも必要のため、新しい虫を入れられないことなども伝えると良いです。
5歳程度なら現実的に考えることもでき、虫を飼うことをあきらめることがあります。
虫の命について考える
子どもに、虫は虫かごの中で一生暮らすのが良いのか、広い場所で暮らすのが良いのか考えてもらいます。
自分に置き換えて考えてもらったり、「ママだったら嫌だな~。」と自分の考えを言うのも良いでしょう。
そして、いつかは死んでしまうということも伝えておく必要があると思います。
ショックを受ける可能性もありますし、「動物を飼う」ことの責任を意識してほしいからです。
保育所で虫を飼っていた時にも話し合いの場面があり、逃がす派と大事に飼う派で分かれていました。
正解、不正解ではなく、話し合うだけでも「命」について考えるきっかけとなり、学びが多いと思います。
覚悟して虫を飼う
それでも子どもがどうしても飼いたいといった場合には、虫がそこまで嫌いでなければ、おもいきって飼ってみても良いかもしれません。
私と息子も鈴虫と、カブトムシを飼ってみて学んだことも多いからです。
鈴虫は雑食で動物性たんぱく質がなければ共食いをしてしまうことは、飼わないと一生知らないで過ごしていたと思います。
鈴虫の音も本当に鈴のようで秋を感じます。
実際にカブトムシが寿命で死んでしまうこともあるため、公園に埋めに行く時には2歳の息子でも神妙な面持ちです。
何か感じるところがあるのかなとみています。
まとめ
今回は虫が苦手なママも子どもを虫嫌いにさせないための方法をお伝えしました!
ぜひ実践して、虫と接する機会を作ってあげて下さい。
自分の苦手が息子の苦手にならないようにしていきたいですね。
まずは絵本や、おもちゃで虫を知ることで、興味を引くのも良いと思います。
子どもの興味を削がないように虫と付き合っていきたいです。
ただ、キャンプ、アウトドア時の蚊・アブ対策は必須。
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