
夏の少年野球は、選手も指導者も、応援する保護者も「暑さ」との戦いですよね。
炎天下で長時間過ごすことが多い少年野球では、熱中症対策が欠かせません。
そんな中、最近ますます注目されているのが「扇風機」の存在です。

日本の夏が暑くなるに伴って、今は扇風機のラインナップがとても充実してきています。
ただ、少年野球の扇風機って必要なの?ベンチで使ってもいいの?って思うこともありますよね。
この記事では、そんな疑問をすべて解決するために、少年野球で使える扇風機の選び方やおすすめ商品、ルールやマナー、さらには扇風機以外の暑さ対策まで徹底解説します!
少年野球で扇風機が必要な理由|暑さ対策の重要性
炎天下での少年野球が抱えるリスクとは?

近年の夏は猛暑日が当たり前。少年野球の試合や練習は、炎天下のグラウンドで長時間行われることが多く、熱中症のリスクが非常に高いです。
子どもたちは大人より体温調節が苦手で、汗をかく量や身体の熱を逃がす力が弱いため、熱が体にこもりやすいという特徴があります。
また、保護者や指導者も、試合や練習を見守る中で日陰が少ない環境に長時間いることが多く、同様に体調を崩しやすいのが現状です。
「たかが暑さ」と油断してしまうと、取り返しのつかないことになりかねません。
熱中症対策に扇風機が注目される理由

従来、少年野球の暑さ対策は水分補給や日陰の確保がメインでしたが、近年は「風を送ること」が注目されています。
扇風機の風で体表面の熱を逃がすと、汗の蒸発も促進され、体感温度を大きく下げることが可能です。
特にベンチやテント下での使用は、子どもたちの体力消耗を抑えるのに非常に有効です。
保護者の観戦中も、携帯扇風機があれば熱中症予防や快適さが大きく変わりますよ。

先日チームの子がピッチャーをやりだしてすぐに気分が悪くなることがあったんです。
そんな時にも熱中症対策グッズをいっぱい持っていたおかげですぐに回復しました。
少年野球チーム用!大型扇風機・スポットクーラーの選び方
ベンチやテント下で使える工業扇風機のおすすめ

我が家も工業用を使う時もあるのですが、風量がすごくて、さすが工業用です。
チーム全体の暑さ対策を考えるなら、やはりパワーのある大型の工業扇風機が頼りになります。
工業扇風機は風量が非常に強く、広い範囲に風を送れるため、ベンチやテント下に設置するとチーム全員が涼しさを感じられます。
おすすめは以下のようなモデルです。
- 山善 工場扇 HSE-Y45CA(風量4段階/首振り可能)
- アイリスオーヤマ 大型工業扇 KIWF-450T(三脚式/風量調整可能)
- スイデン 工場扇 SJF-45VS-1(静音タイプ/強力送風)
ただし、電源が確保できない場合も多いので、発電機との併用を考えておくと安心です。
大型扇風機のサイズや風量はどれくらい必要?
工業扇風機を選ぶ際に大切なのは「風量」と「羽根の大きさ」です。
少年野球のベンチ下(5〜10人程度)で使うなら、羽根の直径は45cm以上、風量は毎分100立方メートル程度あるものが理想です。
ただし、風が強すぎると砂や土を巻き上げてしまうこともあるので、風量調節ができるタイプがおすすめです。
スポットクーラーとの比較|どちらが効率的?
最近人気のスポットクーラーは、冷たい風を直接送り出せるのが魅力。

ただ、価格が高く、大きさや電源問題もあるため、少年野球では工業扇風機の方が使い勝手が良い場面が多いです。
予算に余裕があれば、スポットクーラーを導入し、ベンチ内の涼しさをワンランク上げるのも一つの手です。
個人用・保護者用|携帯できる扇風機のおすすめ

首掛け・ハンディ・卓上…少年野球観戦に便利な扇風機はどれ?
保護者や指導者、そして試合に出ない子どもたちも、個人用の扇風機があると快適さが段違いです。
少年野球観戦におすすめなのは次の3タイプ。
おすすめの扇風機タイプ
- 首掛け扇風機
両手が空くので、応援や荷物の持ち運びに便利。風量も3段階など調節できるモデルが多いです。 - ハンディ扇風機
軽量で持ち歩きやすく、急な暑さにサッと使えるのが魅力。 - 卓上扇風機
折りたたんでコンパクトにできるものが増えており、テント下に置いておくと便利。
口コミで人気!携帯扇風機ランキング
最近口コミで特に人気なのは以下の機種です。
- ハンズフリー扇風機

最近はやっているのは、首にかけると上部に風邪が送られてくるタイプです。
腰ベルトにもつけることができて、背中部分にも風が遅れる仕様になっていますよ。
- Francfranc フレ ハンディファン(おしゃれ&パワフル)

抜群の色味の可愛さと、専用の充電ステーションがあるのが特徴。
風もしっかり送られると評判です。
- 日傘にもつけられるハンディファン

日傘につけることで、両手がふさがることを防ぎます。
また、超軽量なのでつけていても気にならない重さがポイント。
- 無印良品 携帯用扇風機(シンプルで使いやすい)

シンプルな見た目と、角度が変えられる持ち手で置き型にもなります。
価格も安いですよね。
- Coolify ネッククーラー(冷却プレート搭載で本格派)

価格は高いが性能も一流です。
冷却プレートと、ネッククーラーでしっかり冷やすことができる商品です。
温めることもできるので、冬は温めるために使えるのも特徴。
保護者の方々からは「風があるだけで、野球観戦が格段に楽になった!」という声が多いですね。
子ども用に選ぶときのポイント
子どもが使う扇風機は、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
子ども用はここみて選ぶ
- 羽根に指が入らない安全設計
- 軽量で首に負担がかからない
- 熱くならないモーター設計
- 長時間稼働できるバッテリー容量
特に首掛けタイプは重くない物を選ばないと、重さで疲れてしまうので要注意です。

とはいえ、最近の物は軽量タイプも多いので、首にかけるタイプなら軽量がすぐに見つかります。
少年野球で扇風機を使うときのルール・マナー

ベンチ内で扇風機を使っても大丈夫?ルールや審判の判断
基本的に、少年野球の公式ルールでは扇風機使用が禁止されているわけではありません。
ただ、試合中に扇風機を選手が自ら操作したり、試合進行に支障をきたす使い方をすると、審判から注意を受けるケースはあります。
特に工業扇風機は音が大きいものもあり、サインが見えにくい、声が聞こえにくいなどの問題が起きることも。
試合前に相手チームや審判に「扇風機を使います」と一言伝えておくのがトラブル防止のポイントです。
試合中の使用で気をつけるべきマナーとは?
以下のようなマナーを守れば、トラブルはほとんどありません。
マナーのポイントは?
- 風向きを相手ベンチに向けない
- 音が大きすぎる扇風機は試合中はOFFにする
- 砂ぼこりを立てないよう風量を調整する
マナーさえ守れば、扇風機は少年野球の夏の強い味方です!
扇風機以外にも!少年野球の暑さ対策グッズ

クーラーベスト・冷却スプレーなどの併用がおすすめ
扇風機だけに頼るより、以下のグッズも組み合わせると効果的です。
併用アイテム
- アイスベスト(保冷剤を背中に入れるタイプ)
- UVカットパーカー(直接の紫外線を防げる)
- 冷却スプレー(首筋や腕に使うと即効性あり)
- クールタオルや冷感ポンチョ(濡らすだけで冷たさ持続)
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ファン付きのベストを夫は持っていたのですが、ぬるい風が来るから逆にしんどくなるということで、保冷剤つきのベストにしています。

冷却スプレーもやってみましたが、最初は冷たい?って思ってたんですが、風に当たるとひんやり感がありますよ。
そのため、扇風機との併用がおすすめ。

冷感ポンチョも半信半疑で買ってみたのですが、愛用しています。
実際にぬらして、振ると結構冷たくなるし、全身にかぶれるので日差しを遮ったうえで体を冷やしてくれます。
子どもも嫌がらずに着用しています。
ただ、汗でたまに半乾きのときの匂いがでるな~…とは感じています。
でも命には代えられないので使っていきます。
近年では「冷感インナー」も人気。

全部やってるやないか!と思うかもですが、もれずに冷感インナーも使っています。
なぜインナー黒しかダメなのだ?と思ってはいますが、とりあえず冷感タイプで熱中症にならないようできることはやっています。
ユニフォームの下に着るだけで体感温度が下がるので、炎天下で運動をする選手におすすめです。
熱中症を防ぐ水分補給のコツ

忘れてはいけないのが水分補給。
ただ水を飲むだけでなく、塩分や糖分を含むスポーツドリンクを適度に取り入れるのが大切です。
また、こまめに飲むことがポイント。
「喉が渇く前に飲む」習慣をつけましょう。
スポーツドリンクの詳しい説明や選び方は以下の記事をご覧ください。
熱中症対策として親ができる対策は?スポドリは必要?アイソトニック とハイポトニックどちらを選ぶ?
まとめ|少年野球の夏を快適にする扇風機選びのポイント

少年野球の夏場は、選手のパフォーマンスはもちろん、命を守るためにも熱中症対策が最優先です。
扇風機はその強い味方。
チーム用の大型扇風機から、保護者や子ども向けの携帯扇風機まで、自分たちの環境に合わせた選択をすることがポイントです。
また、ルールやマナーを守りつつ、扇風機以外のグッズも上手に取り入れて、夏の少年野球を安全に、そして快適に楽しんでくださいね!
ぜひこの記事を参考に、最適な扇風機を見つけて、猛暑を乗り切りましょう!