子育て世帯のワーママでも、転職したい!と思うことはありますよね。
また、仕事を続けていくために、仕方なく転職を必要とする場合もあります。
ママになった途端に、時間的制約や通勤時間、引っ越しなどにより通うことが難しくなる…。
結婚や子どもを産んでライフスタイルが変化した…。
そんな様々な問題を解決してくれるきっかけになるのが、転職です。
「仕事を変えてしまえばすべて解決」でも、それが難しいの…。と悩みますよね。
でも、そんな簡単な物でもないからこそ、ポイントを押さえた転職活動が必要になります。
実際に私は子連れ転職を2回経験していますが、自分の重視するポイントや、もっと考えておけば良かったと思うことなどもありました。
そこで、今回の記事ではワーママが転職する時に気を付けるべきポイント5つを紹介してきます。
5つのポイント
- キャリアの方向性を明確にする
- 職場のワークライフバランスを調査する
- 子育てサポートが充実している企業を選ぶ
- 転職エージェントを活用する
- 自分に合う、合わないを深く知る
キャリアの方向性を明確にする
ワーママが転職を考える際、まず自身のキャリアの方向性を明確にすることが重要です。以下のポイントを考慮してみましょう。
自身のスキルセットと興味分野を洗い出す。
スキルセットとは自分の現状での総合的な能力です。
様々な職種経験がある中で、自分の強みとなるようなスキルは何なのかを自分で言語化しておく必要があります。
スキルセット
- ハードスキル
特定の分野での特定の専門知識や技術などの能力(プログラミング、デザイン、会計処理、語学力etc)
- ソフトスキル
コミュニケーション能力や、時間管理、自発性やビジネスマナーなど社会人全般に必要な能力
また、自分の興味や関心について知ることも大事です。
知識や技術はあるし、社会人としてうまく立ち回れるけれど、全く興味がないという分野に転職してしまうと、せっかくのスキルを発揮することができなくなってしまいますよね。
条件を第一に…と考えて興味のない分野の仕事をしたことがあるのですが、やはり続けるという意味ではモチベーションが全く上がりませんでした。
自分が何ができるのかという点と、興味関心があるのかという二つの視点でみないと転職してから、こんな仕事がしたかったんじゃない…と後悔することになるかもしれません。
ライフスタイルに合った職場環境を選ぶ
どういう風な暮らしをしたいですか?と言われて答えられますか?
人によってさまざまだとは思いますが、ママになると家族との時間も大事にしたいという人も多く、仕事と家庭のバランスを取りたいと考える人が大半ではないでしょうか?
仕事と家庭のバランスを取るための要素は仕事の時間的な制約だけでなく、
- 仕事内容での疲労感
- 場所
- 夫の仕事との兼ね合い
- やりがい
など人それぞれですよね。
人によって条件が違うからこそ、具体的な働き方をイメージすることが大切ですよね。
定時に上がれることが大切なのか?フレックスタイムなどで自己調整ができる方が良いのか?など希望条件ってありますよね。
では、どのようにしてライフスタイルに合っている企業だと判断するのでしょうか?
それについては「職場のワークライフバランスを調査する」で詳しく解説していきます。
職場のワークライフバランスを調査する
ワーママは家庭と仕事の両立が求められるため、ワークライフバランスが重要です。
求人票からわかることもありますが、求人票だけでは把握しきれないこともあります。
求人票からわかることを確認する
求人票はもちろん、くまなくチェックするとは思うのですが、その中でも特にママにとってあると嬉しい制度として2点を上げました。
フレキシブルな勤務時間を提供している企業を探す
近年はフレックスタイムを導入している企業も多くなってきており、自分のライフスタイルを自分で決められるという企業もあります。
求人票にもそういったことは書かれているので、希望する場合は確認が必要です。
ワーママにとっても、時間給で休みを取れることは、かなり子育てとの両立がしやすくなる一因です。
地域によっては朝の旗当番、懇談会やPTAなどで数時間学校に行く必要がある日も増えるからです。
リモートワークの選択肢があるか確認する
働くママにとってかなりの試練となるのは、子どもの体調不良です。
私の友人もリモートワークを週に2回可能であるからこそ、仕事が続けられていると話していました。
やはり、リモートワークができる職種や企業であることはママにとって働くハードルとしてはかなり下がります。
もちろん、リモートワークであっても3~4歳以下の子を育てている場合は、リモートも大変じゃない?と思うので、ここは転職のタイミングも見計らいたいところです。
求人票からわからないことを理解する
求人票をみていて、「アットホームな職場」と書いていることありますよね。
「アットホーム」とはどういう意味でしょうか?
人によっては会話が多く、コミュニケーションが活発な職場であったり、飲み会などの集まりが多く、プライベートでも付き合いがあるなどの創造が働くかもしれません。
「アットホーム」という言葉でイメージされるのは自分の想像なので、実情はわからないという点に注意が必要です。
そのため、求人票を見る際には、そういった形容詞や副詞(とても、ずっとなど)は外して読むようにしましょう。
ポイント
・形容詞や副詞は外して求人票を読む。
求人表を読むのは動詞、名詞、数字でOK。
口コミで事前調査をする
口コミで事前調査をしておくのも賢い手です。
どうやってするの?と思うかもしれませんが、転職会議などの口コミサイトで事前に調査することができます。
転職会議は国内最大級の375万件以上の口コミを掲載。
会員数は890万人以上という転職サービスとしては日本最大級の会員数を誇ります。
転職をする前に企業のリアルな口コミをみたいという方には、ぜひ登録をおすすめします。
32万件以上の求人情報も掲載されているため、口コミと同時に求人票で確認することができるのもメリット。
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子育てサポートが充実している企業を選ぶ
ワーママは子育てと仕事の両立が必要です。以下のポイントを考慮してください。
くるみん認定を受けているか
くるみんとは
厚生労働大臣に認定されている子育てサポート企業
子育てサポートを積極的に行う優良企業を厚生労働大臣が認定する制度です。
育児休業、休暇取得割合、育児に伴う時短勤務など10の要件を満たした企業に付与されるので、基本的な子育てサポートは受けやすい企業のはずです。
もちろん、これを取得しているから、絶対に女性も働きやすい職場だとは限りません。
口コミなども参考にするようにしましょう。
保育施設の有無や条件
正直、企業内保育施設に預けるかどうかは迷いますよね。
しかし、保育施設があるということは、育児と仕事のバランスにも目を向けている企業かもしれないと推測できます。
保育施設の実情や、口コミなどから判断しましょう。
保育の質の観点や、通勤の問題、施設の設備の充実度どで、認可保育園に預けたいという希望もあるかもしれません。
育児休暇の取得実績を調査する
くるみんの制度は全ての企業が利用しているわけではありません。
自ら転職エージェントに聞いたり、見学や面接時に確認することも必要です。
あくまで、将来的にとれるかどうかということより、実績を聞くようにしましょう。
また、職務の質問を色々としてから、後半で聞く方が無難な対応です。
第一条件であっても、すぐに産休や育児休暇をとるような雰囲気を出してしまっては、企業に採用されにくくなります。
転職エージェントを活用する
転職エージェントは時間のないワーママにとって強力な味方です。
面接対策や、職場の情報提供、様々な条件の求人探しと手が増らわない部分を補ってくれるからです。
信頼性のあるエージェントを選ぶ
自分の転職のパートナーとして相談しやすく、情報提供が的確な人に出会いたいというのは当然です。
同じ転職エージェントであっても、人対人なので、合わないということはあり得ます。
そのため、交代を希望しても問題ありません。
自身の希望条件を明確に伝える
自身の希望条件を明確に伝えるためには、自分の本心に向き合って、譲れない条件をかき出す必要があります。
なかなか、難しい作業ですが、下記の本で紹介する本音磨きを実践してみてはいかがでしょうか?
会社を辞めたいと思ったときに、まずはエピソードゼロとして、本音磨きなるものをすることをこの本は進めています。
興味のある方はAudibleの無料体験でも聞けるので、試してみて下さい。
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自分に合う、合わないを深く知る
やりたくないことを深堀する
何度か経験した転職活動で大事だなと思うのは「自分に合う、合わないを知ること」だと思います。
そこで重要なのは「やりたくないことは何か?」
やりたいことを探すのはかなり苦労しますが、やりたくないことって意外にポンポン出るんですよね。
例えば、がちがちのマニュアルに沿った作業ばかりは苦手…
上司からの指示系統が強く、自分に裁量権がない…など
特にこれがやりたい!というのがないのであれば、やりたくないことから探っていくのも手ですね。
会社と自分の相性の良さをアピールする
自分の強みをアピールしないと…強みとは…?ってなることないですか?
もちろんこれだ!と言える強みがあれば、一番いいと思います。
でもパッと思いつかない場合は、働きたい会社の魅力や求めている人材と自分の今までの経験や考えが重なっていることを伝えるのも良いのではないでしょうか?
要するに自分と会社の相性はどうだろう?と考えたときにwinwinになれるような企業を探すのがポイントですね。
まとめ【後悔しないために】
今回はワーママが転職する時に気をつける5つのポイントを紹介しました。
転職はかなりのパワーを要するため、誰しも後悔するような転職をしたくないですよね。
そんな時に、5つのポイントも思い出してみて、考えてみて下さいね!
自分一人では自分の本音を深められない…。という方はキャリアコーチングをしてみるというのも手だと思うので、無料体験でお試ししてみるのもいいかもしれません。
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ワーママの転職活動がスムーズに進むことを願っています!