

復帰するなら子どもとの時間が取れそうな時短勤務が良いのかな?
でも、子供の将来のためにお金も貯めたいし…
こんな風に子育てで後悔しないように、フルタイムで復帰しようか、時短で復帰しようか迷うママも多いかもしれません。
現在もフルタイムで頑張っているけれど、正直今も迷っているというママも多いのではないでしょうか。

時短も、フルタイムも経験した私ですが、子育てで後悔している点もあるんですよね。
でも、そんな時には割り切りも必要!
経験談から、具体的にはどんな点を後悔しているのか、フルタイムで復帰して良かった点はあるのかを紹介します。
また、フルタイムでも子育てに後悔しない考え方も合わせて紹介したいと思います。
フルタイムワーママで後悔したこと
フルタイムワーママで良かったこと
私の現状
私の経過
現在小学校1年生の長男を出産後、時短勤務で復帰、職場が遠方なこともあり7時過ぎから6時過ぎまで保育園に預けることが多かった。
通勤時間の無駄を省くために転職、2年間勤務後、次男出産し、フルタイム復帰。
その後に長男の小学校入学を機に、フルタイムを卒業。
約7年間の時短、フルタイムワーママ経験でした。
次男出産後にフルタイムで復帰しましたが、通勤時間が短くなっていたため、フルタイム復帰できました。

フルタイム勤務時代の方が負担は軽かったと感じているので、通勤時間の重要性は認識していますね。
フルタイム子育てをして後悔したこと
子供の成長を見逃したかもと感じる
長男は10か月で保育園へ通い始めました。
初めて歩いたのは、保育園でだったかもしれません。
そういった初めて歩いたとき、初めてママと話した時、初めて二語文を話せた時。
子供の成長を見逃す、もしくは実際には見れない場面は出てきます。

ただ、私が思うのは、実際には見られなくても、成長を見逃しているという感覚ではありませんでした。
保育園の先生とともに共有しているという感覚に近かったように思います。
子どもが寂しいのでは?と感じる
子どもはもしかしたら、寂しいと感じる場面はあったかもしれません。
朝早くから預けて、迎えも早い方ではありませんでした。
7時過ぎから預けて、お迎えは6時すぎという時期もありました。

4歳ぐらいまで、パパにご飯を食べさせてもらうなど、甘えたいのかなと思う行動もとっていました。
保育園の間はそれでも大丈夫、と思うのは自分の経験もあるからだと思います。
自分の子どもの頃を思い出すと、私の両親もずっとフルタイム共働きで、寂しいと思った時期は正直ありました。
保育園の頃は、先生が1対1で一緒に待ってくれます。
そのためか、あまり寂しさは感じていませんでした。
小学校になると、完全に一人なんですよね。
特に私は小学校3年で転校を経験し、学童にも行かなくなりました。
全く、寂しくなかったと言えば嘘になるかもしれません。
そのため、働き方を変更したのはそういった経験も影響しています。

子どもも忙しそうな親には言えないことも多いんですよね…。
実際はそうでもなくても、暇そうな親を子どもの前では演じたいなと思っています。
体力がギリギリで何に対してもやる気が出ない

働いていると、とにかく疲れます。
体力が削られると、気力も削られ、何に対してもやる気が起きません。
映画を観たり、カフェでお茶をしたりすることですら、やろうと思わなくなるのです。
疲れは積み重なるので、仕事の疲れや育児、家事となると手が回らないというママも多いのではないでしょうか。
自分の時間が全くない

自分の時間が全くないことで、精神的に疲弊しきってしまいます。
自分の時間をとれないこともおおく、フルタイム勤務の時には趣味どころではありませんでした。

私の母も無趣味だなと思っていましたが、大人になって聞いてみると、ただただ、時間がなかったようです。
習い事の時間は取りにくい

お金があっても、時間がないんですよね。
子どもがやりたいと言ったものだけをやるようにしました。
個人的には幼少期から様々な習い事をしなくても、遊びや保育園の中での学びが大きいので、それも良かったと思っています。
ただ、子どもには習い事をしっかりさせたいママにはストレスかもしれません。
フルタイムを選ぶことで、自分が休んだ時の周りの負担も増える
フルタイムで働いていると、もちろん同僚と同じような仕事量をこなさなければいけません。
時短にしても、フルタイムにしても子どもの発熱などで、休む頻度は変わらないので、フルタイムの人が休むとその分周りの人への負担も増えてしまいます。
フルタイムの人は人員的には1と数えられるので、人員補充なども受けにくくなることもあるかもしれません。
私は独身時代、逆の立場で「休むなら時短にしろよ!」と思ったこともないですが、色々な価値観があるので、そういった反感を買うこともあるかもしれません。

文字にするとかなり、プレッシャーですね…。
でも、そういう考えの人ばかりではないので、人のありがたみも実感することができると思います。
フルタイムで子育てをしてよかったこと
経済的に余裕がある

フルタイム復帰をして最も良い点は、間違いなく経済力ではないでしょうか。
経済的に余裕があると、外食や、家事のアウトソーシングなどもできるので、どこに時間を使うのかを自分で選択できるようになります。
何事も自分でコントロールできていると思えることが、幸せにつながりますよね
貯蓄も進むので、投資のための貯蓄も子どもが小さいうちにできるように。
投資がある程度進めば、福利の力で資産を増やしていくことも可能になって、お金に働いてもらうということが可能になります。
働いていてる姿をみせられる
子どもがママの働いている姿をみることで、働くこと自体に興味を抱くようになります。
興味が尊敬や、自立心を育ててくれるかもしれません。
また、女性は家庭といった固定観念を植え付けることなく、育てられるので、将来的にも視野が広がるでしょう。

私も親が働いている姿をみて、尊敬していました。
仕事もして、お弁当も作って、夕飯も作って。本当ギリギリの体力の中やっていたんじゃないかな…。
責任ある仕事を任せられる
後輩指導なども、フルで任せられるのである意味やりがいはありますが、よりプレッシャーがかかる場面は増える可能性はあります。
バリバリ働きたい!というママにとっては今まで通りの役割を与えてくれるというのは、モチベーションの維持につながります。
同じような価値観の人との出会いがある
働いていると同僚と話す機会も多くなり、同じ職種、同じ職場で価値観が似ている人を見つけることができることがあります。
大人になっての友人は、なかなかできにくいですが、様々なことを話せる一生涯の友人とも出会える可能性があります。

違った考えの人でも、話すことで自分の考えが深まることもあるので、楽しいですよね。
親の気持ちがわかった

共働きの両親に育てられた私は、親もこういう風に思っていたのかもしれないな…と親の気持ちも慮るようになりました。
あの時苦労していたのかもしれない、怒るのも当たり前で、もっと自分ができることをやってあげれば良かったな…と。
親との会話も増えた気がしますね!
自分の価値観が明確になった
何が大切かというのはやってみないとわからないことも多いですよね。
経済的に余裕はあるけれど、時間がない生活とというのは、「こういう物か」とやってみてわかったことも多いです。
自分のしたい暮らしや、理想の働き方を考えられるようになったのは、フルタイムで働いたからかもしれません。
フルタイムでも後悔しない子育ての考え方
子どもとの時間は質を意識

子どもとの時間の量は得られない代わりに、質を意識していくことも大切です。
1日五分だけでも、家事をせずに話を聞く時間を作ってあげると良いかもしれません。
寝る前の少しの時間、絵本を読んであげると子どもは満足するかもしれません。
そういった、日々の積み重ねで、子どもとの信頼関係は作れると思います。
無駄な罪悪感は捨てる

長い時間保育所へ行かしてしまって…かわいそう。
いつも一緒にいてあげられなくて寂しい思いをさせている…。
こう思えばきりがありません。
自分を追い詰めるだけの罪悪感は捨てて、今現状でできることだけに集中していく気持ちが必要です。
宅食サービスや宅配サービスを利用
すべてを自分でやろうとしない、便利なサービスは利用したおすことが、フルタイムワーママの基本姿勢です。
買い物、炊事は負担のかかる家事なので、しんどくなる数歩手前で使えるような仕組みづくりが必要です。
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時短家電を利用
家事も「自分が頑張ればなんとかなるから…」と無理を重ねると痛い目をみます。
結局はママの健康が、家族にとっても一番大事ですよ。
無理をしすぎないことが基本です。
時短家電にはがっつり頼りましょう。
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ベビーシッターや家事代行を使う
特におすすめは家事代行。
家事代行を利用することで、子どもとの時間を大幅に増やせるからです。
完璧主義を捨てて、すべて自分でしないといけない!という固定概念を取り払うと楽な気持ちで過ごせます。
1時間15分からと業界最安値のタスカジなら気軽に試せます。

まとめ【何かを得れば何かを捨てざるを得ない】

正直、全てを手に入れることはできません。
自分が何を大事に思うかによって、大事にする優先順位は変わってきます。
そして、それは一定の価値観ではなく、時期によっても変化していくものだと、私は思っています。
フルタイムでワーママをしていると本当に疲れることだらけですよね。
でも、専業主婦やパート勤務でも同じように悩みは出てきます。
その悩みはもしかしたら、ワーママの時と表裏一体で、「もしあのまま働いていたら…」「フルタイムだったら…。」など不毛な物ばかりかもしれません。
フルタイム勤務のワーママで後悔しているところも、もしかした将来そう感じなくなることもあるかもしれません。
「人生万事塞翁が馬」

自分では悔いが残っていても、そのことは幸福をもたらすきっかけになる可能性すらあるのです。
今を大事に生きていきたいですね!
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