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今までで一番しっくり来た育児書。「やり抜く子」と「投げ出す子」の習慣。非認知能力を高めるために親ができる関わり方とは。

「やり抜く」って大人でもなかなか難しいですよね。

子どもには「自分で考えて、根気を持って物事に取り組んでほしい」ですよね。

はるかママ

息子にも素直なのは良いけど、もうちょっとは自分で考えてほしい…。

本当に先生の話を聞いているのだろうか…。

もう少し根気をみせてほしい…。と思うことがあります。

私は何か関わり方のヒントがあるかな?と、子育てに関する本もよく読みます。

色々と読んだ中で、私にとって今までで一番しっくりきたのが、【「やり抜く子」と「投げ出す子」の習慣】です。

ただ、この「やり抜く子」と「投げ出す子」の習慣を読んでみて、私自身も子どもの頃投げ出す子の要素を持っていたと改めて思いました

「子どもだから」と、「自分から何かをやってみよう、やりたい!」と一念発起した経験がなかったかもしれません。

大人の言われた通りに生きてきたと言っても間違っていません。

そうした自分が子どもだった時の経験から、「子どもにはもっと積極的になってほしい!」と思っているのかもしれません。

この本を読んでみて、子どもだけでなく大人も今から十分に実践できるので、まずは親の私たちが実践しながら子どもに「やり抜く」を伝えることが大切だと感じました。

読みやすい文章ですので、ぜひ読んでみて下さいね。

著者について

著書は岡崎大輔氏です。

岡崎さんはライフコーチであり、ライフスキルの学校PETERSOXの代表をされている方です。

1万人以上の子どもにライフスキル教育を提供して、「投げ出す子」から「やり抜く子」へ変えてきました。

教育学の修士号をとられ、実際に和歌山県で子ども達にライフスキルを教えているという実績のある方です。

私はライフスキルを学ぶという習い事があることを初めて知りました。

こどもにとっては、非常に有意義な経験になりそうですね。

概要

非認知能力をはぐくむための親の関わり方がわかる

非認知能力(ライフスキル)とは「学校のテストでは測れない、目には見えない能力」です。

著者がこの非認知能力を四つに分類しています。

非認知能力

  • 自分とつながる力
  • 人とつながる力
  • 夢を実現する力
  • 問題を解決する力

非認知能力が高い人ほど、人生の満足度が高く、精神的にも健康な生活を送っているという研究もあります。

この非認知能力はいつからでも親の関わり方によって伸ばすことができるそうです。

この4つの非認知能力を伸ばすための、親の関わり方を具体的に書いてくれている本です。

やり抜く子と投げ出す子の言動の違いとその対応方法がわかる

そして「やり抜く子」と「投げ出す子」の50の習慣が比較されながら記載されています。

目次をみるだけでも、なるほどなと納得感があります。

一つの目次は約5分程度で読み切ってしまえる量ですが、どれも納得感があります。

具体的な場面での解説で、「こんな言動あるよね」というのが満載です。

私が印象に残った文章

子どもの気持ちを尊重することも大事ですが、親が自分の気持ちを尊重することも大事。

感情を抑え込んでばかりしていると、親がフキゲンになり、余裕を持って子どもと関わることが難しくなります。

「やり抜く子」と「投げ出す子」の習慣 著者 岡崎 大輔

親が自分の人生に夢中になる。

「やり抜く子」と「投げ出す子」の習慣 著者 岡崎 大輔

大人になると「こうしなければ」という思い込みから抜け出せずに、「これがやりたい」と素直には言えなくなっていると感じます。

親自身が心からやりたいことに情熱を注ぎ、その姿を見せることこそ、子どもの行動のきっかけとなる種をまくことになる。

子どもだけでなく、親の気持ちも尊重しながら折り合いをつけるために、「話し合えること」が大切だと感じました。


やり抜く子は心の声がアクセルになり、投げ出す子は心の声がブレーキになる。

「やり抜く子」と「投げ出す子」の習慣 著者 岡崎 大輔

人は一日に5万回以上、自分に対して心の中で言葉をかけているそうです。

この自分への問いかけは、心理学ではセルフトークと呼ばれているそうです。

ネガティブなセルフトークばかりでは5万回も声をかけられたら、非常にしんどいですよね。

それをポジティブに変えていくために、親との会話の中で整理をつけてあげ、心のモヤモヤを取り除いてあげることが大事と書かれています。

自分がどう思っているのか、何をしたいと思っているのか、そのために大事なことは何かというのは、大人になってもなかなか自分自身で見分けられない物です。

人と話すことで、整理されることって確かにありますよね。

それが親が投げかける言葉だったら、子どもへの影響は非常に大きくなること間違いなしですね。

「やり抜く子」に導くために大事だと思ったこと

私がこの本から得た大きな関わり方のヒントとしては

  • 子どもとのコミュニケーション方法を客観的に把握し、アサーティブ(自分と相手を大事にしながら自分の本音を伝える)なコミュニケーションをとること
  • 現状把握と目標設定の方法や工夫
  • 子どもを信頼して見守ること
  • 自分自身が人生を楽しむこと

が大切であるということです。

子どもとのコミュニケーションを振り返ってみると反省点もあります。

ただ、良い悪いと評価するのではなく、こうやって改善すれば良いかもしれないと思うことを、これから実践していきたいと思いました。

実践してみたこと

とりあえず、自分ができそうなことを実践してみました。

それがこちらの三つです。

実践してみたこと

  • 早く宿題してと言わない
  • お仕度ボードの改良
  • 話を聞く、聞けない時には具体的に約束をする

早く宿題してと言わない

正直、学校から帰ってきて、すぐに宿題をしてほしいと思っていました。

他のことに注意を取られてしまって、ダラダラして宿題がすすまないこともあります。

しかし、よくよく考えてみると宿題とは、明日提出するまでに終わっておけばよいですよね。

それに息子は宿題をやろうとしているんですよね。

宿題をする時間を自分で確保して、決めているのであれば、少し休憩したとしても問題ないことに気づきました。

そのため、とりあえずベビーステップでこの1週間は「はやく宿題をして」というセリフを禁止することにしました。

話を聞く、聞けない時には具体的に約束をする

息子は学校であったことをよく話してくれています。

私もリラックスしている時には、「そう思ったんや。」「その時どう思ったん?」など息子の気持ちを聞けていると思います。

だけど、急いでいる時や、下の子が大泣きをしていても話し続けられるとイライラして、話を遮ります。

現実的に「今じゃないから!」と思う時は正直、話を聞けません。

はるかママ

話を聞く技術ってなかなか難しいですよね。

私も子どもにも患者さんと接する気持ちで、親身になって話を聞いてあげようと思います。

そのため代替え案として具体的に「今は難しいから、お風呂入ってから聞いてもいい」と聞くための約束をしようと思います。

お仕度ボードの改良

本書には「やり抜く子」になるためのお仕度ボードの使い方も記載されていました。

以前からお仕度ボードは実践していました。

ただ、私も息子も、最近飽きてきたのもあって、マグネットがひっくり返らないままになっていることもありました。

そのため、本書にならって、改良を加えてみました。

改良した点は、時間を記載したこと、ご褒美タイムを設けたこと、子どもと話し合って考えたことです。

行動したくなる仕組みづくりを真似して、実践していきたいです。

はるかママ

これで行動変容が起こるかどうか期待…(笑)

まとめ

今回は「やり抜く子」と「投げ出す子」の習慣 著者 岡崎 大輔をご紹介しました。

読んでみて、実践できる情報が多くありました。

子育てへの考え方も私が読んだ本の中では一番しっくりきました。

言うは易し、行うは難しで実践することが難しいのですが、少しでも実践していけるようにしていきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

子育て本に興味のある方はこちらもご覧ください。

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