スノーピークのテントを持っている方は、早急にこの記事を読んで、耐水圧不足による対象商品と対応を確認してみてくださいね!
製造番号はどこを見ればわかるのかも、この記事を読めばわかります!
スノーピーク45商品が耐水圧不足で販売停止
アウトドア商品で有名なスノーピークの公式サイトにて、45商品の販売停止を発表しました。
対象の45商品、テント、シェルターの製品等の一部にて、メッシュパネル裏の素材の耐水圧が表示していた数字に満たないことが判明しました。
耐水圧とは?
生地に染み込む水の力を抑える性能の数値
キャンパーならこの耐水圧を基準にテントを選ぶこともあり、特にスノーピークのテントは高級品でもあるので、この耐水圧が違ってくるというのはショックですね。
スノーピーク公式サイトがお詫びと対応をホームページに記載
公式サイトにお詫びと、原因、対策が記載されていました。
テント・シェルター製品等のメッシュパネル裏の素材に関するご報告とお詫び
平素は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
この度、当社のテント・シェルター製品等の一部について、メッシュパネル裏の素材の耐水圧がお客様に表示していた数字に満たないことが判明いたしました。対象となる下記リンク先に記載の品番に関しては、当社直営店及び公式オンラインストアでの販売を停止するとともに、取扱い店舗等にも速やかな販売停止を要請してまいります。対象となる製品をご購入いただきました皆様をはじめ、当社製品をご愛顧いただいている皆様、またお取引先様など関係者の皆様には、多大なご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。対象製品をご購入された皆様につきましては、お持ちの製品の補修や正しい仕様にて生産された該当箇所を含むフライシートへの交換等、全社一丸となり精一杯の対応をさせていただきます。【事象1】
対象製品一覧①にて記載しております品番におきまして、製品のメッシュパネルを裏側からカバーする素材に関して耐水圧が本来の仕様である「1,800mmミニマム」を満たしていないことが判明いたしました。
【事象2】
対象製品一覧②にて記載しております品番におきまして、メッシュパネル裏のリップストップ生地について「75Dポリエステルリップストップ」と表示されているところ、実際には「ポリエステル素材」が使用されていたことが判明いたしました。
【対応】
11月7日より順次当社直営店及び公式オンラインストアでの販売を停止するとともに、取扱い店舗等にも速やかな販売停止を要請してまいります。
また、対象製品をご購入された皆様につきましては、お持ちの製品の補修や正しい仕様にて生産された該当箇所を含むフライシートへの交換等の対応をさせていただきます。補修・交換、その他の対応策や期間につきましては製品ごとに異なる予定であり、1ヶ月を目処に詳細をあらためてお知らせいたします。今回の事象であるメッシュパネル裏の耐水圧の件も含め、その間の通常の使用には問題ございません。【経緯】
2024年9月9日にお客様より、リビングシェルアイボリー(TP-623-IV)の水漏れの症状に関するお問い合わせをいただきました。社内にて製品を確認したところ、撥水不足等の生地不良であると判明しました。これを機に、総合的に調査をしたところ、撥水不足等の生地不良の発生は他に確認されませんでしたが、9月20日にサプライヤーから、メッシュパネル裏に「耐水圧 1,800mmミニマム」とは異なる素材を使用している可能性がある旨の回答を受け取りました。その後、同サプライヤーに製造を委託している他の製品のメッシュパネル裏の素材に関して、当社が規定しているスペックとは異なる生地の仕様が存在することを新たに確認したため、今回のご報告と対応に至りました。
【原因】
メッシュパネル裏の素材において、サプライヤーと当社の間で、製品や素材の仕様について定めたスペックシートとは異なる仕様で製品が製造されておりました。また一部の製品の同素材やそれ以外の部位を含むスペックに関しても、品質表示が不明確な表現となっておりました。
【防止策】
品質表示において
お客様にも明確で適切な表現を徹底するため、表示のガイドラインを制定します。品質管理プロセスにおいて
a)スペックシートの内容を精緻化し、要求品質を徹底します
b)経営直轄の品質マネジメント委員会を設置します
c)お客様にお約束した製品品質を確実にお届けするため、管理の透明性を可能な限り高めます
要するに、耐水圧1800mmミニマムを満たしていない。原因は委託していた企業とスノーピークの間で定めたスペックの物とは違う物が納品されていたということ。
対応は製品ごとに異なるので、1か月程度後に詳しい対応がわかるようです。
下請け企業の問題もあるでしょうが、確認を怠ったスノーピークの責任もありますよね。
今後直属の管理体制をしくことで改善してくれるとのことなので、期待したいですね。
スノーピーク販売停止対象商品はこちら
まずは対象商品なのかどうかを確認してください。
スノーピークの公式サイトに赤字で、「テント・シェルター製品等のメッシュパネル裏の素材に関するご報告とお詫び」と示された部分があるので、そこからもチェックできます。
スノーピーク公式サイトより引用
スノーピーク製造番号はどこに書いてある?
答えとしては袋の横部分についたタグに書いてあります。
実は我が家もエルフィールドを使っているため、確認しました。
すると、なんと、対象でした。
エルフィールドは最近出番が減っているのですが、キャンプ初期はよく使っていました。
雨キャンプも経験があり、多少雨の染み込みは感じていましたが、それがこの耐水圧不足のせいなのかどうかはわかりません。
結露などもあるので、判断は難しいですね。
しかも一つ目に買ったテントなので、こんなものなのかなと思ってしまっていました。
スノーピーク販売停止製品についての問い合わせ先
持っている製品が対象商品の場合は下記の電話番号に電話してみましょう!
問い合わせ先
スノーピーク ユーザーサービス係
0120-010-660 (9:00~17:00 月曜~金曜 ※土日祝祭日を除く)
ちなみに、かけてみましたが、現在大変通話が混みあっているとかかりませんでした…。
1か月後に詳しい対応をインフォメーションするとのことなので、12月頭頃まで待ってから、問い合わせを行うと良いかもしれませんね。
スノーピーク耐水圧不足45商品販売中止のまとめ
今回はスノーピークの45商品が耐水圧不足で。販売停止をしているという情報を記載しました。
1か月後に商品ごとの詳しい対応が発表されるようなので、その後また追記していきたいと思います。
製造番号の確認の仕方は、テントのケースの横についているタグを確認すると、製造番号の確認ができるので、確認してみて下さい。
テントはかなり大きな買い物ですし、雨漏りするとなるとキャンプを継続できなかったり、寒さが厳しくなったりして困りますよね。
ギアも濡れてしまう可能性もありますしね。
なにより、お金を出して買ったものが言われていたものと違うとなると、憤りを感じます。
スノーピークには今後の改善を期待したいものです。
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