虫嫌いなママにとって、キャンプが億劫になることの一つは虫対策ですよね。
めちゃくちゃ虫いるやん!って私もなったことあります。
かくいう私もそこまで虫は得意ではないですが、嫌いでもなく虫によっては触れるレベル。
カブトムシや、鈴虫は自宅で飼ったことがあります。
でも虫が苦手な人って見るのも苦手ですよね…。
そこで、今回はキャンプの時の虫対策をお届けしていきます!
虫嫌いママは、キャンプじゃなくても公園でもできる対策もあるので、みて行ってくださいね~。
キャンプで効果のある虫よけ対策
虫よけで思いつくのは、虫よけスプレーかとは思いますが、虫よけにおける最も重要なことは他にあります。
その重要なことはこちらの4点です。
虫対策の重要ポイント
- 虫の少ないキャンプ場選び
- 虫の少ないシーズンを選ぶ
- 虫対策になるようなテントを選ぶ
- 服装での対策
虫の少ないキャンプ場選び
キャンプ場の違いで虫の多さって違うの?
虫が少ない場所はどんな場所?
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
実際にキャンプをしていて、ここは虫が多い、ここは虫が少ないというのはキャンプ場の立地によってかなり違いがあります。
虫が少ないキャンプ場の特徴
- 山より海
- 標高が高い
- 川が近くにない
- 林間よりは開けた場所
- 芝生や土のサイトより砂利サイト
山より海
基本的にはやはり、山より海キャンプの方が虫は少なめです。
木や川が少ないためだと容易に想像がつきますよね。
もちろん、海の近くでも虫がいないわけではないですが、山林よりは少ないと言えるでしょう。
標高が高い
だいたい標高が900m以上になると虫が少なくなると言われます。
そのため、虫の多くなる夏場は特に、暑さ対策にもなる標高の高いキャンプ場がおすすめですね。
ただ、アブやブヨなどは少なくなる印象ですが、必ずしもいないわけではないので、対策は必要です。
川が近くにない
川が近くにあると、蚊やアブ、ブヨの発生が多くなります。
そういった虫は水場から発生するので、発生場所が多いということはそれらの虫も多くなってしまいます。
ただ、標高の高さや、気温、森の環境によっては川辺が近くても、虫の多さは変わってきます。
林間よりは開けた場所
林間サイトは虫が多いところが多いです。
夏場は木陰になって、気温的には林間がおすすめですが、虫嫌いは林間サイトには注意が必要です。
開けた場所の方が、虫が生息する住処が少ないので、虫は少ない事の方が多いです。
芝生や土のサイトより砂利サイト
先ほど、開けた場所の方が、虫が少ない話はしましたが、特に砂利のサイトではテント近くの虫は少なくなる印象です。
土や、芝生ではバッタなどの跳ねるタイプの虫がいることもあります。
刺すような虫ではないため、実害はないですが、虫嫌いは虫のフォルム自体が苦手なことも多いですよね。
子どもはバッタなどを捕まえられて嬉しいんでしょうけど、ママはびっくりするかもしれませんね。
虫の少ないシーズンを選ぶ
シーズン選びも重要ですよね。
キャンプは夏のイメージがある人もいるかもしれません。
でも、虫が多いのは7月~9月。
特に刺す系の蚊やアブは夏場の発生が多いです。
最も虫がいないのは冬です。
ただ、寒さも厳しい時期なので、秋~冬にかけて当たりくらいが、虫嫌いには良いかもしれませんね。
虫対策になるようなテントを選ぶ
虫嫌いにおすすめのテントは断然ツールームテントです。
ツールームテントの場合は、タープが必要ありません。
そのため、タープの下で食事をするのではなく、全面メッシュのリビング部分で過ごすことができます。
出入りの時に虫が侵入するか、メッシュを全面開けて使う場合にしか虫は入ってきません。
そのため、飛ぶ系の虫が多くなってきたら、全面メッシュにするなどの対策も行いやすいです。
タープ+テントの場合より、ツールームテントの方が、虫対策としては断然、おすすめできます。
服装での対策
虫対策で考える服装のポイント
- 長袖、長ズボンを着る
- 色は白がおすすめ
服装は薄手の長袖が基本ですが、子どもは暑がって着てくれないことが多いです。
そのため、半ズボンに薄手のレギンスや、接触冷感の長ズボンなどがあれば着せましょう。
色によっても違う様です。
実験では白っぽい服の方が、蚊は寄ってきにくくなるそうです。
特に黒っぽい色を着ると、アブなどに刺されやすいようなので、色味は白が良いかもしれませんね。
蜂もどちらかというと黒い服に反応するようなので、基本的には白っぽい服が虫対策になりそうですね。
キャンプでの虫対策。防虫系のグッズ
防虫線火
パワー森林香
屋外では常にぶら下げておくと効果を発揮します。
普通の蚊取り線香よりは効くイメージがあります。
普通のものより、分厚く作られていることで、煙の量が多く効果を発揮しやすいですよ。
モンスーン
熱帯レベルの虫よけ線香として名が知られているのが、モンスーンです。
人やペットの体にも優しいとされるメトフルトリンという成分が入っていますが、蚊にはよく効きます。
中身紫色でなんとなくめちゃくちゃ効きそうですよね。
ラベンダーの香りです。
口コミも高いですね。
虫よけスプレー
特に子どもがいる場合には、ディート成分配合のものは使用を控えましょう。
12歳以下には使用回数の制限があります。
ディート成分とは?
1946年にアメリカで開発された効果が高い成分で、虫除け独特のにおいが気になりますが、ほかの成分よりも多くの害虫に効果が期待できます。そのため、日本でも50年以上もの間使われてきました。
しかし効果が高い反面、副作用が現れる可能性も高く、6ヶ月未満の乳児への使用は禁止されています。また12歳未満の子どもの場合は、年齢によって1日1~3回と使用回数が制限されているので注意が必要です。
虫よけスプレーのおすすめはイカリジン成分です。なぜなら、肌に優しく、副作用の心配もないからです。
子どものことを考えると、ディート成分の使用を控えて、イカリジン成分の虫よけスプレーを使用したいですよね。
匂いも少なく、服の上からでも使えるのが特徴です。
小さな子がいて、天然成分を使いたいという人にはアロベビーのアウトドアミストがおすすめ。
詳しくはこちらの記事を読んでみて下さいね。
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アロベビーのアウトドアミスト実際どう?口コミは?外遊び・キャンプでの子どもの虫よけ・日よけ対策1つで完了。赤ちゃんも使える便利グッズ。
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モスキートランタン
モスキートランタンは主に蚊をターゲットにしたランタンです。
紫外線ライトで発光し、そこに集まる蚊を電気の力で殺虫します。
蚊が多いシーズンには役立ちそうですね。
ライトでの他の対策もあり
モスキートランタンを買うのは躊躇うという人におすすめな方法は、最も明るいライトを、自分たちが過ごす場所の少し遠くに置くことです。
虫は夜にライトに集まってきてしまうので、明るめのライトにあつまるようにしておくことで、食事場所に集まる虫を減らすことにつながりますよ!
でも、ライトを置く場所はサイト内にはしてくださいね!
オニヤンマ君
本家は1300円です。
写真のように、どこかにつけておくといいみたいですね。
ダイソーで110円で売っていますが、クオリティー的には本家の方が本格的な感じはあります。
オニヤンマは虫の天敵であり、肉食なので虫の中で恐れられている存在です。
蚊だけでなく、アブやブヨ、蜂にも効果を発揮します。
効果あるのかな?と思う人も多いと思いますが、意外にも楽天レビューは高く4.3です。
効果があると言った声も多い良品です。
キャンプは虫のおうちに人がお邪魔している感覚でやると吉
ただ、もうキャンプをするうえで、虫ゼロ対策は難しいのが正直なところ…。
虫さんのおうちにお邪魔しているという謙虚な気持ちで、キャンプに出発する方が、いいかもしれません。
子どもにも苦手意識を植え付けずに、様々な生物に興味をもって、接っしてもらえるようになって欲しいのが本音です。
体を刺したり、毒があるような虫は寄せ付けない対策が必要ですが、それ以外の虫は遠ざけすぎる必要もありません。
虫からしたら、人間の方が大きく強いです。
虫って見慣れないから、気持ち悪いっていうのもあるので、大丈夫そうな虫から徐々に慣れていくと、意外に平気になってくるかもしれないですよ!
私も最初の頃より耐性がつきました。
まとめ
今回は虫嫌いのママキャンパーに向けて、キャンプでの虫よけ対策をお伝えしました。
まとめ
- キャンプ場選び(標高、水辺の有無、海か山、サイトの地面の状態など)
- テントは2ルームがおすすめ!
- 服装は長袖、長ズボン。色は白がおすすめ。
- 虫よけスプレーは肌に優しい物を選んで、成分を見ましょう。ディートは12歳以下には使用しない。
もうキャンプを始めてるけど、もっとできる虫よけないの?と探していた人、これからキャンプを始めたいけど、虫がどうしても苦手…というママはこれらの対策をしてみて下さいね!