※アフィリエイト広告を利用しています

対岸の家事第3話感想ネタバレあり。ワーママの辛さが凝縮されていた

対岸の家事第三話の感想を書いていこうと思います。

感染症の時の辛さ痛いほど分かったけど、現実はこうも行きませんよね。

肩を貸してくれる人なんて現実にはいません。

でも、そうであればいいのになっていう理想は語っても良いですよね。

私は志穂の考え方は非常に大事だって思います。

しんどい時には肩を貸してもらう、その代わり、誰かがしんどい時には必ず助けてあげようって決めること。

そうすることで、自分の心が救われるからです。

対岸の家事第3話感想

相関図はこちら。

ワーママ辛いあるあるがてんこ盛りの回でしたね。

働くママは実際にも感染症で1週間休むとなることってあるんですよね。

ただ、隣の人に病気の子をあずけるというのは現実的ではない。

実家が遠くても近くても感染症になってたら、高齢者に預けるっていうのも気が引けます。

かといって隣人におたふくかぜの子を預かってもらうのはどうかとは思う。

現実的に考えると、そもそもおたふくかぜの他人の子を預かってくれる隣人はいない。

おたふくかぜは成人男性がかかると重症化しやすいし、最悪子どもが産まれないからだになってしまうこともある感染症です。

成人でも免疫が薄れていることもあるし、まず預ける、預かるという思考になることはないでしょう。

さらに病気の子を預ける時って、あんなに機嫌よく過ごしてくれませんよね。

ママがいない、しんどいで子どもは相当機嫌が悪いんです。

だからあんなにスムーズに預けることができるなんていう現実はありません。

あんな、おやつつくる余裕あるはずない。

はるかママ

自分の子でも何かあったらどうしようって思うのに、精神的にも病気の子を気軽に預かることなんてできないのが本音です。

ワーママの礼子さんは仕事で様々なことを言われる想定で色々考えて、それだけでしんどくなることはありますよね。

仕事場で肩代わり制度があれば少しは緩和されるのでしょうかね。

でも実際にフォローした社員に対して調整手当を支給してもらえれば、お互いに逃げ道になって心は少しだけ軽くなるかもしれませんよね。

礼子さんは営業でのキャリアを捨てて、総務に来たわけです。

でもそれでもしんどい日々が続く現実、、、

キャリアを追い求めているわけでもないのに、子どもを育てることで仕事がかなりしんどくなっているんですよね。

ただ、選択肢がないって本当にそうで、「休むしかない」…これはすごくわかるな~。

しかも一番助けてほしい夫があの感じだったら、ケンカになってもおかしくない。

自分だけが責任を背負っているから仕事は休めないって思っている夫にイラつきますよね。

二人の子なのに、夫は病児保育も調べず、申し込みもせず、有給も使わずって、ここで夫が歩み寄らないと一生のしこりになりそうですね。

ただ、礼子の後輩の「無理っすよ」っていう言葉、これはしかたない。

一人に二人分の仕事がふられるとしたらそうなりますよね。

そういう経験を私も独身時代にしたことがあります。

「またか」って思いますよね。その頃は昼休みをつぶして仕事をし、サービス残業で毎週30時間は費やしていたでしょう。

その時に休まれるとなんで?って思っちゃいますよね。

でも、それってよく考えると子どもがいる社員は休むものとして、仕事量を調整したり、人員配置をしたりしない管理者や会社や社会の問題。

サービス残業でいつもギリギリに追い込まれている社員たちの余裕のなさ。

末端にはどうしようもない。ママは「休むしかない」という選択肢。

はるかママ

礼子の「苦しむのは私じゃない…だから苦しい」は心が痛い。

本当にこのドラマのワーママターンは胸を締め付けられるような場面多いです。

中谷さんが言っていることは正論かもしれないけど、心がえぐられますよね。

普通に菓子折りなどを渡す必要はあると思うけど、果たして現金で8万はどちらにも重すぎで、どうすればいいのかわかりませんよね。

ここで志穂がお金をもらってしまうと、もう心を開けるママ友として礼子との関係を築けるかと思っていたものが、一気に崩れてしまいますよね。

礼子は切羽詰まっていったんでしょうけど、普通に「また手伝って」は怖いわ。

志穂の受け取れない…それはそうだ。

もっと頼られるの?って不安に思うしね。

志穂のお母さんは志穂の良いところを伸ばしてくれて、こういう性格形成なのかなって思う。

親の言葉って子どもが大きくなっても影響するんですよね。

志穂も「家事がおろそかになるようなことはしたくない」ってしんどくないのかな?って思ってしまいました。

専業主婦でも、子どもがいたらできない日もあるだろうに…。

「肩代わり」って罪悪感を紛らわせるための制度なのでは?

「肩を貸す」は善意で貸してあげるわけです。

でも肩を貸せるかどうかは会社では判断がつかない。

会社では肩を貸せないって思っても、肩を貸さないといけない。

それは強制に近い。これがお互いにしんどいんですよね。

海の上の雨に気づかない…志穂も成育歴に何かしらありそうな雰囲気です。

自分でも雨を見ないふりをしながら頑張らないといけない人もいますよね。

自分の感情を抑え込んで、振り絞って働いて、育児して、家事して。

会社にはもう十分配慮してもらっている。それがわかっているからママは苦しいですよね。

子どもがいない人もいる人も、結婚している人も、していない人もみんなが助け合える制度設計になればいいのになって思いますけど。

それは人それぞれ、会社それぞれの形があるんだろうなと感じます。

今井君がペットの病気でしんどいのわかる。私も買っていた犬が亡くなった日に仕事を休めなかった自分にがっかりしたことがあるから。

ずっとしんどい礼子をみせることが、今井君のしんどさと共感できてお互いに本音を言い合えたのは良かったですね。

「いつも助けてくれてありがとう」「私に肩を貸してくれてありがとう」「今井君がしんどい時は肩を貸すよ」

ああいう風に素直に話すことって難しいですからね。

お互いに肩を貸しあえる世の中になると良いですね。

はるかママ

そして二人目問題は、専業主婦でどんな問題があるんでしょうね。

いちごの育児はそれほど負担に感じていなさそうですし。金銭面?

絵本の「雨のゆくえ」欲しい

ドラマで出てきた志穂が子どもの頃お母さんから読んでもらっていた絵本。

海の上では偶然に通りがかった船に見つけてもらわないと、気づいてもらえないって「悲しみ」の印象的な描写でしたね。

志穂の涙が誰かに気づいてもらえると良いですが…。

「雨のゆくえ」実在するかどうか、どこで買えるのか気になったので、調べてみました。

「対岸の家事」の絵本は実在する?「雨のゆくえ」はどこで買える?

楽天roomはこちら↓

※アフィリエイト広告を利用しています。

ブログランキングに参加しています。クリックしていて応援していただけると嬉しいです。

-読書とエンタメ