今年に入って震度5以上の地震が19回以上起こっています。
首都直下型地震や、南海トラフもここ何十年かで起こると言われていますよね。
地震大国の日本ではどこにいても、地震被害を受けないという確証はありません。
そのため、いざという時のための備えが必要だなと感じている方も多いはず。
私も子どもがまだ小さいので、避難所生活は大変だろうな~とたまに想像しています。
そんな時に、準備をしているに越したことはありません。
子どもがいる中で、被災した時、もしくは地震が起こる前に、どんな準備が必要なのかをまとめていきます。
自宅の災害リスクを知る
地震が起きても、倒壊しない家もあれば、倒壊する家もあります。
自宅にいることが危険なのか、どうなのか判断するのはなかなか難しいかもしれません。
でも、事前に自宅の立地条件や経った年月日、水害被害のハザードマップなどの確認をしておけば逃げた方が良いかの判断も付きやすいです。
ただ、迷ったら、大きな揺れが収まり次第、逃げる方が賢明ですよね。
耐震基準は家が建った年月日でも違います。
1981年以上前の建物とそうでない場合、また、2000年に耐震基準が見直されたため、それ以前に建てた家とそれ以降に建てた家では、地震に対する耐久性が違うことを認識しておきましょう。
転倒しそうな家具はないかチェック
家具が倒れてきてけがをする方も多くいます。
けがをした状態では、避難もしにくくなるため、倒れそうな家具には転倒予防の策を取っておくようにします。
また、自宅でも逃げ場はどこなのかを想定して、訓練をしておくと、いざという時に体が動くかもしれません。
地震が起こった時に取る行動を話しておく
避難経路や、もし、一人の時に地震が起こった時の対処法も確認しましょう。
何よりもまずは身の安全。
揺れが収まるまでは安全な場所に避難するようにします。
家の中にいる時
- テーブルの下に移動
- 脱出口を確保
- 火の始末をする
スーパーや大きな建物の中
- 窓際や商品棚から離れる
- 柱付近に移動
- 避難時はエレベーターを使わない
屋外にいる時
- 海の近くにいる場合などは高いところに逃げる
- 車などでの移動中は、追突事故を避けてゆっくり左側に停車する
- 学校や保育園では先生の指示に従う
火災に備えて、ブレーカーを落とす、消火器の使い方の確認などをしておきましょう。
また、逃げる前にはっ火元の確認とガスの元栓を閉めておく。
学校でも「ダンゴムシのポーズ」(頭を守るポーズ)を教わっているので、揺れが収まるまでは机の下などで、そういった姿勢を取ることを話しています。
避難場所の共通認識を持つ
避難場所を家族で確認し、通信手段がなくても、その場所にたどり着けるようにしておく必要があります。
子どもがもし、遠くにいる場合は無理に帰宅せずに、避難所などに身を寄せるように言っています。
自宅の場合には避難用に靴をしっかり履いて、ヘルメットをするなどの方法を一緒に教えていますよ。
家族の安否は災害伝言ダイヤル(171)を活用する
家族の安否が最も気になります。
地震の影響で通話ができない場合は、災害伝言ダイヤルを活用します。
災害伝言ダイヤルは災害時に伝言を録音、再生できるサービスです。
災害伝言ダイヤルとは?
- NTTが運用する安否などの情報を音声により伝達するボイスメール
- 伝言備蓄数は1電話につき1~10件
- 伝言録音時間は1伝言当たり30秒以内
- 伝言保存期間は録音後48時間
- 一般加入電話、公衆電話、携帯電話から利用できる
伝言を聞く時の具体的手順
- 171をプッシュする
- 2をダイヤルする
- 電話番号を押す
電話番号がいつでもわかるようにしておく必要はあります。
電話を持っていない時や、故障の時にも使えるようメモなどを持ち歩くと良いです。
離れて暮らす親にも情報を伝えておくと良いですね!
高齢になってきてこういった情報にも疎くなってきますから、サポートしながら確認しておきます。
非常持ち出し袋を準備しておく
避難で必要なもの
- 非常食
- 水
- 簡易トイレ
- 着替え・タオル
- お菓子
- マスク
- 毛布
- ラジオ、電池
- カイロ
- ビニール袋
- 救急用品(常備薬など)
- 衛生用品(歯磨き用品や水のいらないシャンプー、生理用品、おしりふき)
- ポータブル充電器
- レインコート
- 母子手帳のコピーなど
- 遊び道具
など
いざという時には、かなり焦っているので、何が必要かを紙に書き出して置いたり、ある程度は事前にリュックに詰めておくということも必要です。
我が家では食べ物はローリングストックで、確保するように意識しています。
ローリングストックとは
日常的に使う物を少し多めにストックしておき、非常用としても活用するストック方法です。
私は、ラジオや電気は電池以外にもソーラーや手回しで動くものを購入しました。
スマホの充電もできたり、電気がついたり、SOSアラームがなる機能も付いています。
非常用のトイレも、地震後に購入しました。
こちらは15年間の使用ができ、100回分の商品。
経験したことがないので、どれくらいの回数分必要なのか?と思います。
家族4人で一日に一人8回トイレへ行くとすると、32回分。
約3~4日分ということですね。
子ども用に食べなれたお菓子の非常食も常備しています。
大人でも少しお菓子を食べてホッとする時間が必要ですしね。
水も必ず必要になるもるものですよね。
普通のペットボトルではすぐに賞味期限がきてしまいます。
そのため、私は保存用の10年水常備しています。
生理用品も数枚は入れていますが、私は吸水ショーツの利用も考えています。
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非常時に、洗えるかどうかと言われれば、正直わかりません。
でも生理用品がない!とあせるよりはいいかなと思っています。
子どもがいると、荷物が多くなりがちですよね…。
でも遊び道具などもあると、避難所生活でのストレスが和らぐのはわかります。
子どもが保育園にいる時に地震が起こったらどうする?
保育園や、自宅、職場が遠かった場合、その日のうちに保育園へ迎えに行くことはかなり難しくなります。
なぜか?電車は止まり、車で移動できない道となっている可能性もあるからです。
大きな地震が来れば、移動手段は断たれます。
そして、街の電気もつかずに、夜間は真っ暗になっていることも考えられます。
そのため、女性であれば犯罪に巻き込まれるケースなども出てきます。
徒歩移動でどこまで移動できるか?両親のどちらが迎えに行くのか?両親が待ち合わせてから迎えに行くのか?なども話し合っておく必要性を感じます。
もしもの時に保育園と離れた職場に通勤している場合…と考えるとお迎えに数日いけないことも想定されます。
子どものそばで働けることは、災害の時にも安心感がありますね。
園によってそれぞれルールがあるので、地震の時の対応マニュアルを読み込んでおきましょう。
また、保育園の避難場所を確認しておくことも大切です。
息子の園は近くの小学校が避難場所です。
そのため、災害時のお迎えの時に保育園へ行っても、小学校へ避難している可能性があるので注意です。
また、災害伝言ダイヤルを利用するなどして、保育園からの情報を受け取りましょう。
保育園の地震対応マニュアルを確認すると良いでしょう。
まとめ
今回は大きな地震が起こる前の準備や、行動確認をまとめました。
災害というのはいつ何時起こるかわからないからこそ、できることは今からでもやっておかないと後悔します。
保育園の先生との連携や地域の人との連携を普段から深めていく必要性も感じます。
備えあれば憂いなしです。
ただ、いくら備えていても、実際には困難なことがいっぱいあるのだとは思います。
私は防災への意識や、危機管理は怠らずに日々を過ごしていくことで、もしもの日に備えられればと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
普段から物を少なめにしておくことも防災には役立つと思っています。
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