母乳って赤ちゃんが生まれたら勝手に出るんじゃないの?
母乳育児つらい…。
こんな風に悩んでいるママもいるかもしれません。
私も第一子を出産後、母乳全然でなかったんですよね…。
でも産院はとりあえず吸わせてって言うし、いやミルクでもいいんやけどな…。
まあ、でもやってみるか。
というスタンスで母乳育児を続けました。
最終的には1か月の終わりころには、完全母乳になりました。
正直、母乳育児でもミルクでもどっちで育てても良いと思います!
でも確かにそこには、メリット、デメリットがあると感じる部分もあるんです。
そんな母乳育児の辛いところ、メリット、私が経験した完全母乳になった時に意識していたことを紹介していきます!
私は絶対に完全母乳!と思っていたわけではなく、哺乳瓶からミルクを飲まなくなったので母乳のみになりました。
そのあたりの経緯も書きますね!
母乳育児のつらいところ
母乳出ない
私は、胎盤排出したらプロゲステロン急激に下がって、母乳が勝手に出るもんだと思っていたけど、「え?全然でないよね…。」ってなりました。
私が生んだ産院は母乳育児を推奨している産院でした。
そのためか、授乳の時間になると、入院中のママが全員が同じ部屋に集まって授乳をするという時間が訪れます。
そして、授乳前と授乳後の赤ちゃんの体重を測ります。
そこで、早く授乳を終えているのに体重がしっかり増えている人もいれば、長い時間おっぱいを吸わせているけれど、全然赤ちゃんの体重は増えていない人など様々です。
産んだら勝手に母乳はでるのかなって思ってました…。
でも、最初は全然でませんでしたね。
うまく吸えない赤ちゃんと、うまく吸わしてあげられないママで、あの授乳時間はなかなかハードでしたね。
授乳が痛い!
授乳時間は赤ちゃんとママの癒しの時間のイメージでしたが、そのイメージは全く間違い。
赤ちゃんってあんなに強くおっぱいを吸っていると思ってもいませんでした。
もちろん慣れてくるけど、最初は赤ちゃんの口にどれくらい入れるの?とかわからないことも多くて戸惑いました。
そして、毎回授乳時間、痛すぎるやろと思ってました。
乳首が赤くなって、最終出血し、薬塗っていました。
痛みもあり、扁平乳頭っぽかったので、産院でニップシールドを購入し、何とか授乳は続けました。
夫は授乳できない
私が完母にしたくなかった一つの理由は、夫に授乳を頼むことができなくなるからです。
赤ちゃんは3時間おきにミルクを飲むとか言いますが、母乳の場合はもっと頻回に飲むこともあります。
日中ならまだしも、夜間にそれをすべて一人で引き受けるのって、かなりつらいですよね。
お互いに、「そっちはやってないんだから…」という思いも出てきてしまうかもしれません…。
完母にすることで、夫とは授乳という育児は共有できなくなります。
母乳が出るようになったきっかけ(頻回授乳)
退院前になっても、全然出てなかった私の母乳ですが、とにかく頻回に授乳をすることを意識すると、かなり出るようになってきました。
泣いたら授乳の勢いです。
結構体力的にもしんどくて、授乳時間を楽しむとかいう余裕はありませんでした。
水分をしっかりとりながら、3時間とこだわらずに授乳を上げ続けること1か月程度。
子どももごくごく飲むほどに成長し、私も授乳に慣れてきました。
母乳に良いと聞いたものは試し、タンポポ茶も飲むように心がけていました。
2か月程度までニップシールドは使用していましたが、その後は乳頭の形も安定して、無しでも上手に飲めるようになってきました。
そして5か月の頃には完母で体重が10㎏もある赤ちゃんに成長しました。
頻回授乳をしても出ない人は出ない可能性もあります。
私は正直ミルクと併用したかったのですが、それもうまくいかずで完全母乳になりました…。
意識していたこと
ポイント
- 頻回に授乳させること
- 水分を体重×30~40ml以上に飲むこと
- 温かい水分を多く取ること(タンポポ茶を飲んだ)
- リラックスした姿勢をみつけること
- 乳首が痛くないように赤ちゃんの口にしっかり奥までいれること
- 自分の食事は塩分が高くなく、脂っぽくない物(冷凍弁当も併用しました。)
- 食事で水分をとるようなメニューを増やす。
結論的には水分をかなり意識してとることが大切です。
食事もスープなどを増やして、なんとか水分を摂取しようと頑張りました。
タンポポ茶に母乳が出るようになるという科学的根拠はありません。
ただ、カフェインを取らないようにする生活の中で、少し味のある飲み物としてリラックスの一つとして利用していました。
タンポポ茶を飲むと良い点
ビタミンB2、ビタミンC,カルシウム、鉄分、などの栄養素を豊富に含んでいます。
ママの栄養がないと母乳も生産されにくくなってしまいます。
まずはママの栄養をしっかりとって、水分を多めに取ることが良かったように思います。
そして、出ないからと言って、あきらめずに授乳し続けることで、かなり分泌量は増えると助産師さんがアドバイスをくれました。
確かに、その通りだったと思います。
授乳の時の姿勢については、悪い姿勢では肩回りの筋肉が固まってしまい、血流が滞ります。
そのため、しっかりクッションなどで、高さをだして、ママに負担が少ない姿勢を探します。
完母にしたのはミルクを飲まなくなったから
私が完母になったのは、哺乳瓶からミルクを飲まなくなったからです。
乳首が嫌なのか?と乳首を変えてみたり、温度が嫌なのか?ミルクの種類?と条件を変えてみたり。
試行錯誤の結果、これは…飲まないな…ってなりました(笑)
ミルク飲んだら、ちょっと子どもを預けてお出かけ~とかもできますが、母乳のみではそうもいきません。
基本的に24時間体制で一緒の生活ですね。
可愛いけど、少し離れたい…、そんなときもあるよね。
それに、早めに保育所に預ける可能性があったため、ミルクを並行して飲んでほしかったんですよね…。
また、ミルクは外出時にお湯を持ち運ぶ問題がありますが、母乳は授乳室どこよ問題もあり、一長一短とはこのことか…と思います。
どちらが良いかというよりは、ライフスタイルに合った方を選びたいですよね。
でも、選びたいのは大人の意見だけではどうにもならず、赤ちゃんの気質次第ということもあるかもしれません。
母乳育児のメリットは?
私が感じる母乳のメリット
- ミルクを準備する手間がいらない
- 単純に授乳している赤ちゃんは可愛いし、スキンシップになる
- 月経がきにくい(妊娠もしにくくなる)
- オキシトシンが分泌されてリラックス効果がある。
- 母乳をあげると痩せる
私の場合、母乳育児をしている間は、食事を食べてもどんどん痩せていきました。
調べてみると、一日に約500kcal程度消費していることになるようです。
これは自転車を1時間漕いでいるのと同じくらいの消費カロリーです。
注意点は断乳後に、また太るという点です(笑)
母乳育児はメリットもあるので、私は完母になって結果的には良かったなとは思っています。
哺乳瓶の消毒も手間ですし、外出時にお湯や哺乳瓶を持ち運ぶ必要性もなかったのは、かなりのメリットでした。
母乳育児の疑問
添い乳ってやってもいい?
結論はやらない方が良いと言われています。
乳腺炎のトラブルや、中耳炎、窒息事故の原因にもなる可能性があるからです。
少し飲んで寝るというダラダラ飲みの原因にもなって、赤ちゃんとママの睡眠の質が低下するとも言われています。
確かに、添い乳をすると、赤ちゃんは少しだけ母乳を飲んですぐ寝てしまうような状態で、またお腹がすいてしまう傾向はあります。
ただ、私はやってました(笑)
正直わかりません。人それぞれ合う、合わないがあるのではないでしょうか?
眠すぎて、体を起こすことができない夜があるんです。
添い乳をやったら、一時的にでも体を休めながら授乳できるので、私はかなり楽になったと感じました。
母乳はいつまであげる?
WHOで推奨されているのは生後半年までは完全母乳で、離乳食をあげてからも2歳までは母乳をあげることを推奨しています。
私これを知った時、「は?2歳?長くね?」ってなりました(笑)
私は一体何年禁酒しないといけないのか?
2歳まで飲まれたら仕事するにもちょっとしんどい…。
ということで、長男は1歳半頃まで、次男は1歳過ぎまでの授乳で終えました。
仕事が始まって、ほぼ強制的に離れる期間があれば、その間に離乳食をどんどん食べて、良い感じに断乳できました。
良いか悪いかは置いておいて、私の経過はこんな感じでしたね。
母乳育児で胸は垂れる?
結果は垂れました。
かなり、下垂したのでは(笑)
もちろん、年齢とともにいというのもあるでしょうが、やはり授乳の影響は大きいです。
いまは良い下着が出ているので、それらでなんとか補正しましょう。
そして、あまり赤ちゃんの授乳の時に引っ張られないようにしましょう。
そういう意味では、添い乳も影響している気はします。
夜間授乳いつまで?
我が家では夜間授乳をやめるとグッと睡眠が深くなりました。
長男は8か月ほど、次男は1歳を過ぎてから夜間断乳を実施しました。
その記事はコチラ↓
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まとめ
今回は私の母乳育児の経験談から、完母になるまで意識したことやその経過を紹介しました。
母乳がでないのって辛いですよね…。
体の遺伝的的に母乳が出ない人は2~3%と言われています。
しかし、望んでいるにもかかわらず、母乳量が出ないと悩んでいる人の割合はもっと多いのではないでしょうか。
一人で悩まず、助産師さんや、産後ケアなどの相談機関に相談してみるのも手だと思います。
どちらが良いとかではなく、母乳で育てることを希望しているママに届くように、母乳が出なかった私がどんなことを意識したのかを書き出してみました。
何度も言いますが、ミルクで育てるのも、母乳で育てるのも、どちらでも良いです。
それは断言しておきます。
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