キャンプでは椅子が重要です。
椅子によって、キャンプスタイルも変わり、すべてのギアに影響するからです。
特に、子連れのキャンプで子ども用の椅子って、どのような物が良いのか迷っている方も多いです。
私もキャンプ時の子ども用の椅子を買いなおした経験があるので、今回は子ども用の椅子のおすすめをまとめました。
この記事がおすすめな人
- キャンプでの子ども椅子のおすすめを知りたい人
- 今使っている子どもチェアがしっくり来ていない人
- キャンプで子どもがチェアに座っているとこけて危ないと感じている人
キャンプ椅子の選び方は?
そもそもキャンプの時の椅子の選び方について、考えていきましょう。
椅子自体の選び方がわかっていると、それを踏まえて子ども椅子も適切に選べます。
チェア選びのポイント
- したいキャンプスタイルの高さ合わせる
- 座り心地
- 収納サイズ
- 組み立て方法
- キャンプ以外でも使うのかどうか
- 素材感
したいキャンプスタイルの高さに合わせる
したいキャンプスタイルでは、自分の理想のイメージのキャンプはどのようなキャンプなのか?が重要です。
デザインもありますが、一番は高さです。
椅子の高さが、キャンプギア全体の高さにも影響します。
高さによってかなりキャンプのイメージが異なります。
キャンプスタイルにおける高さの違い
- お座敷スタイル
- ロー
- ミドル
- ハイ
キャンプの時の高さはそれぞれ個性が出るので、こちらも重要ですよね。
我が家はハイスタイルです。
腰痛持ちには優しいです(笑)
座り心地
椅子における座り心地は最も重要ですよね。
子どもも座り心地が良くないと、結局は椅子に座らずママの膝の上に…なんてこともあります。
組み立て方法
子どもがいると、組み立てに時間がかかると困りますよね。
組み立てにどれくらい時間を要すのかを確認することも大切です。
同じColemanでも、座る布の分が取れて、折り畳むタイプもあれば、開くだけの物もあります。
子どもがいると、サッと設営できるのは重要ポイントです。
収納サイズ
収納サイズは、椅子によって全く変わってきます。
組み立て方法が開くだけの物の方が比較的、収納時のサイズは大きい物が多いので、その点に注意です。
車の積載量も加味して椅子を選ぶ必要があります。
キャンプ以外でも使うのかどうか
ベランダや庭でも使う可能性があるという人もいます。
その際に、ベランダの机に高さが合うのか、広さ的に邪魔にならないかなどもみて購入しましょう。
素材感
焚火をする場合には、椅子の素材感によっては火の粉が散ると穴が開いてしまう場合もあります。
どうしても火の粉が心配…という人はコットンやデニムなどの難燃素材のチェアを選べば比較的火の粉に強いです。
難燃素材のチェアも細菌は多く出ています。
注意点
難燃素材を選択したからと言って、必ずしも燃えないというわけではない。
子どものキャンプ椅子選びで注意するところは?
先ほど挙げた、チェアの選び方に加えて、特に子どものチェアとして注意する点をみていきましょう。
子どものチェア選びのポイントは2点です。
子どものチェア選びのポイント
- 安定性
- 高さ
まず、子どもにおすすめなのはロースタイルです。
子どもの足が地面につき、姿勢が安定します。
そのため、手を横に伸ばしても、安定感があり、倒れることがなくなります。
ただ、我が家では夫は腰痛持ち。
そのため、大人の事情でロースタイルのキャンプは理想ではありませんでした。
もう一つ重要なのは、安定性です。
キャンプにおいては狭い空間で火を扱うこともあるので、安定性は必須です。
子どもの煩雑な使い方にも、耐えうる安定性をもったチェアが必要だなという実感があります。
そこで、我が家の子供用チェアを実際使ってみて感じたことを下記にまとめました。
我が家の子供用チェア実際使ってみた感想
わたしが子どもの椅子を買い替えたのは、子どもの椅子の安定性を不安に思ったからです。
こういった組み立て式のチェアを使っていました。
正直大人が座った感じでも安定感は充分なんです。
でも子どもが椅子を前後にゆらゆらさせていて、机の方へガタっと倒れたことがあるんです。
飲み物はこぼれましたが、熱い物がなかったのが良かったです。
もちろん、ふらふらしないように注意はしましたが、子どもってなぜか動きたがる生き物ですよね…。
また、側方へ手を伸ばした時に、側方へ大きくふらつくことも多かったんです。
大人と子どもではバランス感覚や、ボディコントロールに差があるため、こういった組み立て式のチェアではこけてしまう場面が多かったのだと思います。
次にこれはどうかなと思ったのは、設置方法が開くだけのチェア。
自宅のベランダ用に、以前購入したのはこの折り畳みチェアです。
こちらは座面も広く、座る分には安定感があります。
しかし、3歳のまだいうことをしっかり聞かない弟は、このチェアの上に立つことがありました。
その時にこのような形で、ロックがない商品は座面の一部に体重をかけると、ガタっと椅子が元の形に戻ってしまい、転倒の恐れがありました。
我が家の購入おすすめベンチチェア
そこで、考えた末にやはり子ども二人の場合はベンチタイプが便利で安定感があるのでは!となりました。
購入したのは、kingcampのふたりがけチェア。
収束式で、このソファのような座り心地ってなかなかないなと感じています。
大人が座っても十分な座り心地です。
耐荷重200kgで設営が超簡単。安定感もバッチリでした。
折り畳みのベンチタイプとは違い、収納的にもすっきりしているので、車の積載量が少ない人でも安心。
二人がゆったり座れるサイズ感なので、椅子の取り合いなどもありません。
兄弟がいればマジでおすすめです。
けっこう生地がしっかりしているので、収束時に少しコツはいりますが、何度かやると慣れてきました。
ファミキャンにおすすめ2人で座れるタイプの椅子
その他の2人で座れるタイプの椅子もみていきましょう。
色々とお店でも試してみました。
ロゴス
ロゴスのtradcanvasチェアも迷いました。
このタイプは中央に支柱がないので、子どものお昼寝などもしやすい形状です。
安定感もあり、背中がハイバックでゆったり座れます。
1点に荷重していても元に戻ることがなく、安全性も高かったです。
また、持ってみた時の軽さに驚きました。
DODグッドラックソファ
DODのグッドラックソファは座り心地と丸洗いできるのも魅力です。
積載時には開いたまま棚のようにうまく使うと、積載問題もクリアされます。
クイックキャンプコンパクトフォールディングベンチ
とことんコンパクトを目指すならこんなタイプもあり。
背もたれがいないことでリラックス感は得られませんが、子どもは常に動いていたいし、後ろからまたいで入れるのも魅力ですよね。
収束式ベンチタイプ
収束式のベンチも検討しました。
横にしっかり飲み物ホルダーがついていて、価格も驚くほど安く、収納時にもコンパクトになります。
クイックキャンプは買おうかと思ったのですが、私がみた時にちょうど在庫切れでした…。
Colemanの収束タイプもダブルタイプは座ってみて、安定感がとてもあるなと感じました。
ひじ掛けがない事で、側方からも座りやすく子どもには良いですね。
ただ、弟は高さ的にぴったりでも兄は体が大きいので、もっと高い方が良いようでした。
2人のバランスもありますよね。
キャンプの子ども椅子おすすめまとめ
今回はキャンプの時の子ども椅子のおすすめについて紹介しました。
子どもが何度か椅子からこけるという経験を経て、小さいうちはまずは安定性を優先しました。
ローチェアでも大人が辛くないよ!と言う人には子どもがいる間はロースタイルやお座敷キャンプもおすすめです。
でも、やはりミドルからハイスタイルでキャンプを楽しみたい!と言う人ベンチタイプが良いと感じます。
安定感があり、子ども二人が座れるし、ママの隣に座りたい年頃の子でもママも子どももゆったり座ることができます。
小さい子のお昼寝もママの膝の上にも眠れるので、重宝するのは間違いなしです。
キャンプは実際にやってみないとわからない事も多いので、これちょっと違うかったかもっていう場合も多いです。
子dもは成長するから、その時々によってキャンプスタイルを見直す必要があるかもしれませんね!