キャンプといえば非日常感を味わうチャンスです。
非日常感と言えば、焚火をできるというのもキャンプの醍醐味ですよね。
わたしも最初は、「火みて、おもしろいことあるん?」と思っていました(笑)
でも火の揺らめきをみながら、ぱちぱち木のはぜる音を聞いて、美味しいビールを飲んで、家族で語り合うあの空間…。
最高やんか!となっています。
特にこどもと火を扱うことは、日常では料理くらいなので、非日常感は強いです。
7歳の息子も、「焚火やりたい!」「焚火係!」と焚火をするのを楽しみにしています。
火をつけるというだけでワクワクしているのが伝わります。
ただ、やはり子どもと火の組み合わせは危険もあります。
我が家が焚火をする時に注意している点や工夫をお伝えします!
必須な焚火道具
焚火をするうえでスタンダードに必要な道具とあればもっと楽しめるかもという道具を分けて紹介していきます。
焚火台
キャンプ場で、直火OKの場所は少ないです。
そのため、かならず焚火台が必要になります。
我が家の焚火台はスノーピーク。
王道中の王道のチョイスです。キャンプ場に行ってもよく使っている方がおられます。
ただ、多くの人が使っている物は、それだけ良さが認められている商品であるということです。
頑丈で、一生使えるかもと思っています。
合わせてバーベキューグリルもあるので、セットで使っています。
正直重さは重いです。焚火台だけでも5.5キロあります。
セットで持つと約12キロになります。しかし、それくらいしっかりした商品であり、ぐらつきなどは感じません。
youtubeでは車で引いても壊れないほど頑丈という動画もあり、生涯にわたって長いこと使える逸品です。
大きさも大きいので、バーベキューの際にはハーフのパーツを使って、違う料理をできる点でも気に入っています。
ロゴスの焚火台と迷いました。
ロゴスもバーベキューのための網なども出ているので、使い勝手がよくダッチオーブンが置けるほどの安定感があります。
側面に串を指す穴があって、そこで魚やお肉を串にさして焼くこともできます。
重さが3.1kgと軽いのも良いですね。
焚火シート
焚火シートというのは焚火をするうえで、地面を汚したり、灰がおちたりしないようにシートを敷きます。
色合いなどが馴染むものが良いですね。
素材によって灰が落ちにくい物もあるので、後処理がしやすい素材感も大事です。
着火剤
着火剤は断然このマッチ型タイプがおすすめです。
子どもでも扱いやすく、7歳の子はマッチのようにこすって火をつけることができています。
これと松ぼっくりや小さな小枝があればすぐに大きな薪にも火が付きます。
最初は火が付くかな~と心配していましたが、文明の利器に頼ればあっと言う間に火が付きました(笑)
薪
薪は広葉樹と針葉樹があります。
針葉樹の特徴は油分が多く、火が付きやすい。
広葉樹の特徴は油分が多く火が付きにくいが、長持ちするということです。
そのため、針葉樹は最初に火をつける際に使用し、火が大きくなれば広葉樹という理論があります。
しかし、火さえつければ最初から広葉樹でも大丈夫ですし、針葉樹でずっと焚火をしてもOKです。
キャンプ場でも売っていますが、私はホームセンターの方が断然安いのでホームセンター買っていきます。
ホームセンターで300円程度の物が、キャンプ場では1000円から2000円という場合もあるので、キャンプ場の薪の価格を調べてから行くと良いと思います。
耐火手袋
薪を入れる時に火の粉が服に飛ばないように手袋は長めがおすすめ。
子ども用のものもあるので、子どもにも必須です。
ワークマンやホームセンターでも手に入ります。
小さな薪木を拾う用の軍手
薪を拾う軍手は普通の物で良いと思います。
子どもは小さな枝拾いに夢中になるので、軍手は手を守る為にあった方が楽しめます。
炭ツボ
炭ツボというのは最後の炭を入れておくツボです。
空気が遮断されて自然に消火されますし、安全面でも持っていると良いと思います。
小さくなっていますが、次回のキャンプの際に使うと、火おこしが楽ですぐに隅に火が付きます。
灰を廃捨て場へ捨てる場合にも、炭ツボへ入れて持ち運ぶことができます。
キャンプで持ち運ぶには、コンパクトタイプが良いですね。
トング
トングはなんでもいいんですが、火に近づきすぎないように長めで先っぽがギザギザしているタイプがおすすめ。
細いタイプもありますが、私は持ちにくいなって思います。
そのため、このキャプテンスタッグのようなタイプを使用しています。
あったらいいな焚火道具
焚火テーブル
子どもがいて火に近づきすぎるのは不安という方は、焚火テーブルで囲ってしまうと安心。
メーカーによっては焚火台とサイズ感がぴったりの物もあります。
大人の飲み物をチョイ置きするのにも便利。
バーベキュー用串
串はマシュマロを焼いたり、野菜やお肉を焼いたりすることもできるので、あったら便利です。
小さな子どもの場合は持ち手が持ちやすい太柄のものが良いと思います。
火に近づけて、マシュマロを食べるのって憧れですよね。
私は甘すぎて最初の一口だけで十分ですが、子どもは「おいしい~」と食べています。
自分であぶるのがまたいいんでしょうね~。
まき割り道具
薪は火が大きくなる前には少し割って入れる場合があります。
でも正直割らなくても、松ぼっくりや小枝があって、着火剤があれば十分火が付きます。
そのため、薪を割る道具はあってもなくても、焚火を楽しめます。
小さめの焚火台を使っている場合には、少し薪を小さくして入れないといけない場合もあります。
スノーピークの焚火台は大きさが十分のため、大きい薪も割らずに十分入ります。
しいて言うならば、焚火の雰囲気がでます(笑)
きこり感ですかね。
小学校の高学年程度なら一緒に楽しめると思います。
特に子どもが行う場合には危なくないように置き型の薪割り台があると安心ですね。
おやつ
おやつは正直、子どもが大人しく座っていられるアイテムです。
大人もゆったりした時間を過ごしたいものですね。
楽しみの一つでもあるので、マシュマロは持っていくことが多いです。
ビッグタイプのマシュマロを持っていくと、表面をあぶって表面だけを食べて、またあぶるという食べ方で何度も楽しめます。
ビスケットとチョコをはさんでスモアにしてもおいしいですよね!
マジックファイヤ
焚火が七色に光ります。
調理がすべて終わったら、純粋な焚火タイム。
その時にこのマジックファイヤをいれると子どもが喜びます。
袋のまま炎のなかに投げ入れる行為も楽しみなんですよね。
子どもがやりたがりますが、真ん中に投げ入れたいので、大人がやっています(笑)
炎色反応(金属に反応して炎の色が変わる現象)によりカラフルな炎が楽しめます。
思ったより長く七色の光が楽しめます。
ウインドスクリーン
なくてもできますが、風が少しある時には風よけとしてウインドスクリーンがあっても良いですね。
風の影響を受けにくくなり、テントや椅子に穴が開くことも防いでくれます。
我が家も念のため持って行っていますが、まだ使用したことはありません。
特になくても楽しめるかなとは思っています。
風の強い日には、焚火はしないからかもしれません。
こどもと焚火を行うための注意点と工夫
子どもと焚火を楽しむための工夫
- 子どもから目を離さない。
- 忙しい時に無理してやらない。
- 火を扱わない役割を与える。
- みる時はここまで離れてという目印を置いてあげる。
- 最後の火消の際にいきなり多くの水をかけない。
目を離さないようにするのは、焚火でなくてもキャンプでは必要なことです。
危険もあるので、行く前には子どもとも「目の届かないところにはいかないこと」を約束します。
どうしても、設営中や、食事の際はバタバタすることも多いので、忙しい時間は無理に焚火をしない方が良いと思います。
特に子どもが複数になる場合には、しっかり目が届く時間帯にすることが大事です。
小さい子には火を使わない役割を与えると、「やっている感」が出て満足します。
小枝を拾うことを役割として与えると、落ちている子枝拾いに夢中になります。
焚火から離れてみてほしい場合は、目印となるようなものを置いてあげます。
おもちゃや人形、机などなんでも良いと思いますが、子どもは注意力が散漫のため、視覚的な入力を増やしてあげると指示が通りやすくなります。
息子はスパイダーマンが好きなので、スパイダーマンのフィギュアを持って行って、「スパイダーマンと一緒に観てね。」と指示をすると守れます。
「スパイダーマンが溶けちゃうから、それ以上は近づかないで」とスパイダーマンのために近づかないでと伝えます(笑)
消火もしっかり行わなくてはいけません。
できれば、消灯時間から逆算して薪を入れることで、使いきれれば良いと思います。
最後は炭ツボを使うことで、水をかけなくてもよくなりますが、水をかける場合には一度に大量の水をかけると危ないです。
灰や水が飛び散る危険があるので、水をかける場合は少量ずつかけるようにしましょう。
まとめ
今回は子どもと安全に焚火を楽しむための道具と、工夫をお伝えしました。
火を使う経験がないと、火の危険性もわからないので、子どもにとっても良い体験になると思います。
非日常体験がいっぱい味わえるので、こどもとの焚火はおすすめです!ぜひ、楽しんでみてはいかがでしょうか。
こどもとキャンプを楽しむために私が最初に購入した道具を紹介した記事も読んでみて下さいね!コチラ↓
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