
手首着用が難しくても大丈夫。生活スタイルに合ったスタイルを見つけよう!
病院で働いていると「Apple Watchが欲しいけど手首にはつけられない…」と悩む医療職の方、子育て中のママ・パパの声を何度も聞いてきました。

私自身もママであり、医療職だったので、アップルウォッチ買おうかな~、でも装着できないなら意味ないなと思って迷っている期間がありました。
でも、実際には、足首装着でも活用はできたので、足首装着の際におすすめのバンドや、設定などを紹介していきます。
なぜ手首以外で使いたいのか?医療・育児中だからこその事情
- 医療職では、肘より下に何も装着できない規則があるため、Apple Watchを手首につけづらい。
- 子育て中は、子どもに引っ張られる、触られる、壊されるリスク。
- また、乾燥・消毒液の多用で接触装着が肌トラブルになるケースも少なくありません。
このような理由から、「手首装着にこだわらない使い方」が注目されています。
手首以外でも使える!装着の選択肢とそのメリット・注意点
① 足首装着バンド
足首に装着するだけで日々の指標(歩数・心拍)を取得可能。
柔らかい素材で長時間の付けっぱなしでも快適。
メリット:
- 安全・衛生的な位置に装着できる
- 上腕や腕に比べて稼働にも影響なし
注意点:
- 靴下やズボンでずれる場合あり → 靴下の上から装着がおすすめ
例:DDJOY 足首バンド
② 上腕or足首(腕側)ナイロンバンド
肘下がNGの職場でもOK。素材がナイロンなので蒸れにくく肌に優しい。

私は普通のナイロンバンドで足首につけていました。
シリコンバンドよりもナイロンバンドの方が洗えるし、装着感も良かったです。
足首専用の物は足首でしか使えませんが、普通のナイロンバンドなら、手首にも使えるので、自分の好きな柄を選んでおけばプライベートでも活躍します。
メリット:
- 締め付け具合を調整可能
- 検温やトイレ後にも外さず更新可能
注意点:
- 上腕の場合は半袖の制服と干渉する場合あり → 長袖の内側につけると柔らかさを保てます
- 上腕につける時には、しっかり目につけないと体型によってはずれてくる。
③ ネックホルダー型/クリップ型ホルダー
職場で目立たず隠しつつ、通知チェック可能。スマートかつ実用的な装着法です。
メリット:
- 両手を使う場面でも操作できる
- 肌との接触がなく衛生的
注意点:
- たまにずれることあり → 装着場所を固定しやすくする工夫が◎
- 選択の際に外すのをわすれてしまう

個人的には制服を業者の選択に出すことが多く、忘れっぽい私は、この方法では絶対洗濯に出してしまうだろうなと思ったので、足首装着にしました。
忘れない自信がある人にはおすすめの方法です。
または訪問だから、制服でそのまま帰るなどであればこの方法は、衛生的で、ナースウォッチの様に使えて便利です。
実際の活用事例 / 職業・立場別の活用テーブル
職業・立場 | 使いたい機能 | 装着スタイル | 活用メリット |
---|---|---|---|
看護師・医療職 | タイマー、通知、運動記録 | 足首バンド | 手首が無菌区域でも安心して使用可能 |
保育士・育児中のママ | 睡眠ログ、通知、スケジュール確認 | 上腕ナイロンバンド | 授乳中や着替え中でも邪魔にならない |
外回り多めの職種・営業 | メール・着信通知、ヘルスチェック | クリップ型 | 両手が自由でスマートに使える |
Apple Watchをもっと便利に!おすすめ設定7選

アップルウォッチを足首や、上腕で使う上でのおすすめの設定を解説していきますね。
サイレントモード+強振動に設定する
設定>サウンドと触覚>強振動をオン
手首以外だと通知がわかりにくい時も 振動がしっかり伝わるように。
ほぼ音はOFFにしていると思うので、振動がわかりやすいように強めにしておくとしっかり通知を感じます。
通知はiPhoneに寄せる
足首だと通知が見にくいので、通知はiPhoneで確認するのがおすすめ。
Watchでは「振動」だけ感じられれば十分、という使い方が現実的です。
常時点灯とコンプリケーションの見直し

コンプリケーションとは文字盤に表示できる機能のことです。
常時点灯にしておけば、文字盤をみればすぐに自分の欲しい情報を確認できるようになります。
文字盤にどの情報を配置するか考えることは、時短とストレス低減につながります。
- 毎日見る予定表のコンプリケーションを追加
- 家族共有メンバーの活動ログで育児管理も楽になる
- 天気の確認も一目でわかる

自分好みにカスタマイズできる機能なので、アプリを開かなくてもタップするだけですぐに情報につながれるのが便利。
手首検出をオフにする
- 足首では「手首検出」が誤作動しやすいです。
- 設定方法:
- iPhoneの Watchアプリ を開く
- 「パスコード」→「手首検出」をオフ
これで「勝手にロックがかかる」問題を防げます。
ワークアウト検出を手動に

- 足首では「自動検出」がうまく作動しない場合があります。
- ワークアウト開始時は手動で選択しましょう。
- 例:「屋外ウォーキング」「ランニング」「ヨガ」など
「自動検出に頼らない」方が確実です。
ワークアウト時は「水泳モード」活用もアリ
- 汗や誤操作を防ぐために「水泳モード」で画面ロックして使う方法も◎
装着する足首を「利き手」に設定
- Watchは装着する腕を左右で切り替えられます。
- 足首に着ける場合は「利き手の腕」に設定すると動作記録が安定するケースあり。
- 設定 → 一般 → 時計の向き
よくある疑問とその答え(Q&Aで安心)

① 足首や上腕でも精度は大丈夫?
私も実際に足首につけて測定してみましたが、手首につけた時との差は、心拍数/歩数は誤差3〜5%の範囲です。
特にウォーキングや日常動作のトラッキングには問題なく使われています。
歩数計測も手首装着と、足首装着でほぼ誤差なく計測できていますね。
勝手にロックをされることは感じましたが、これが嫌なら手首検出をOFFにすればOK。
② Apple公式とは装着場所が違うけど安全?
公式推奨は手首でも、「手を使わない選択」をするという現場判断で多くのユーザーが代替装着を行っています。
ただし、感染対策や安全面に配慮し、使用前に業務ルールを確認することが大切です。

特に医療職では医療機器との干渉が懸念され、装着自体が禁止されている場合もあるので、職場に確認しておくとよいでしょう。
③ 装着による肌トラブルは?
長時間使うことで汗によるかぶれがあることもあります。
ナイロンやシリコン素材のバンドを交互に使い、定期的に外して肌を休ませるのがおすすめです。

肌トラブルがある人は、そもそもシリコンバンドを手首に直接つける方が、むしろ汗をかき肌荒れにつながります。
逆に足首で、靴下の上から装着することで、肌トラブルも起きにくくなると感じています。
私も実際に、手首では荒れることがあったのですが、足首装着ではむしろ快適でした。
まとめ|Apple Watchを使いこなすために
- 医療・育児・外仕事など、手首が使いにくい場面でもApple Watchを便利に活用できる工夫がたくさんあります。
- 足首、上腕、クリップ装着など、自分に合ったスタイルを試してみてください。
- 設定をカスタマイズすれば、操作がスムーズになり、時短・健康管理にも役立ちます。
「いつも時計が邪魔だな…」と思っている方も、まずは気になる装着位置+設定を1つ変えてみてください。きっと、ちょっと楽な未来が待っています。
アップルウォッチの利点である、バンドを変えることができるというメリットがあるからこそできるのが、上腕や足首装着です。
小さなスマホを持ち歩いているような感覚で、見えない位置に装着できるので、実用的に使えると医療職であっても、つけているメリットは大きいです。