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出産予定のある女性が転職するタイミングってむずい【出産前・出産後2回の転職を経験して】

女性って出産と転職の最適なタイミングある?どこがいいの?って思いませんか?

転職後すぐに妊娠すれば、育児休暇が取れない可能性があります。

取れたとしても、転職してすぐ妊娠したとなると、人間関係ができていない中での妊婦期間、育休期間となり、なかなか肩身が狭いですよね…。

私も、転職のタイミングはすごく迷いました。

はるかママ

結果的には、結婚のタイミングと長男を産んでから3歳の時の2回の転職を経験しました。

今回は出産と転職どちらを先にすれば良いか?をまとめていきます。

【1度目の転職】結婚のタイミングで転職した理由

この結論はブラック企業に勤めていたからです。

結婚前から病院に勤めるリハビリテーション職でした。

その病院では毎日のサービス残業が当たり前になっていて、「5時になったらタイムカードを押してから仕事をするように」という指導すらありました(笑)

さらに、週に3回ほど勉強会があったり、患者さんへの支援内容として病院の業務としてはできないが、休みの日にきて働くことは良いという指示があったり、明らかにブラックでした。

そのため、正確に言うと結婚しなくても辞めていたというのが本音です。

ただ、結婚の先に出産も見据えてはいたので、このような勤務体制では子どもを育てながら働くことはできない。

早めに転職しなければいけないと感じていました。

もし、この職場で産休をとってしまっては、転職のタイミングを余計に先延ばしにしなければならないため、結婚を機に退職するという結論に至りました。

はるかママ

出産予定があるならば、今の職場で産休を取って、復帰して働き続けることができるか考える必要があります。

みなさんの職場がホワイト企業だったとしたら、結婚で遠方へ行く、もしくは自分の意志で辞めたい理由がない限りは結婚を機にやめる必要性はないです。

長く務めた方が企業の内部事情も分かりますし、部署内の人間関係も年数が長くなった分、深くなることもあります。

他部署の知り合いも増えているかもしれませんよね。

ブラック企業だったら転職を視野に入れるという選択肢を取りましょう。

【2度目の転職】今後2人目出産予定があるけど、ホワイト企業から転職した理由

新しい職場に、就職して結婚し、出産を経験しました。

2つ目はかなりホワイト企業でした。人員もそろっており、サービス残業もなく、快適でした。

しかし、私が2つ目の職場から、転職したのは長男が3歳の頃です。

やっと突発的な熱などでの呼び出しも減ってきて、落ち着いてきた頃でした。

なぜ転職したのかは色々ありましたが、第一は通勤時間です。

混んでいれば車で1時間程度かかっていたので、長男を保育所へ預けるのは朝七時過ぎ。

時短でしたが、この通勤時間があればフルタイムで近くの職場で働けるのではないかと思ったのがきっかけです。

時短での給与カットはかなり大きく、現状の拘束時間ならば、近所の職場ならフルタイムで働けると感じました。

その頃は保育所の無償化もなかったので、保育料を払ったらパートしているのと同じくらいの給与だと思います。

はるかママ

そのため、通勤時間を減らしてフルタイムで復帰する方が家計的にも良いと判断し、転職へ踏み切りました。

そのおかげで拘束時間は以前より短くなり、給与は10万円以上アップしました。

もちろん、その場合有給がなくなるというデメリットはあります

しかし、3歳になってから保育所の呼び出しは急激に少なくなり、夫の協力もあり、半年の間に欠勤するということはありませんでした。

私の場合はラッキーでしたが、もちろん3歳になっても急にお休みをいただく場合もあると思います。

事前にそういったことを職場へ伝えたうえで転職をすれば、わかってもらえる場合も多いかと思います。

「子育て世帯が多く、上司も子だくさんで子育てに理解がある職場であること」も転職の動機の一つでした。

転職が先か?出産が先か?

転職を先にするか、出産を先にするかって永遠の悩み事ではないですか?

私の結論はブラック企業だと感じるなら、出産より先に転職をした方がいいと思います。

自分の働いている場所がホワイト企業で、通勤も苦痛でなく、特に問題を感じていないならば、出産後も働き続けることが良いでしょう。

はるかママ

私もどのタイミングで女性が転職するのが良いのか?と思い始めてなかなか答えは出ませんでした。

そんな時に偶然が重なって今の職場に声をかけてもらったのがきっかけで、流れに乗ってみました。

2度転職し感じたことは、一度転職してみることで違う世界が見えるということです。

違う世界とは、現状は常に変えられるという視点を持つことで、変化を恐れないようになったことです。

選択肢を増やすことは、自分にとっても、家族にとっても心地よい暮らしにつながります。

現状に固執せず、変化を恐れないことで得られるものがあります。

はるかママ

自分が働きやすい場所で、自分のできることをするだけだなと思っています。

そのためにはママの転職は悪いことでないはずです。

そして、どちらを選択してもそれが良いか悪いかは、すぐにはわからないものだと思うので、気負わず選択すればいいのではないかと感じます。

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転職を先にするメリット、デメリット

転職を先にする場合には、現状子どもがいない状態では、選択肢が広がります。

基本的にフルタイムで男性と同等に働けるからです。

デメリットとしてはやはり転職してすぐに妊娠、出産となると、会社によっては好ましくない空気感はでるかもしれません。

妊娠も必ずしも順調とは限らないため、産休まで乗り切れば大丈夫と思っていては、体に無理が来ることもあります。

また産休は誰でも取れますが、育休は条件があるため、必ずしも取れるとは限らないから注意が必要です。

人間関係の面から考えても、就職してすぐの人と、一緒に働いた期間がある人をサポートするのでは変わってきます。

出産を先にするメリット、デメリット

出産を先にした場合は、人間関係の面で関係構築ができているという点ではかなりのメリットです。

私は最初の妊娠時に、常にある吐き気と1時間ごとの嘔吐がありました。

1時間に1回なら対応できると思って、仕事を続けていましたが帰りに駅で動けなくなり、そのまま産院で点滴を受ける羽目になったことがあります。

そして仕事は数か月お休みをいただきました。

そういった妊娠時のつわりや急なお休みにも対応してもらうことを考えれば、人間関係ができた場所の方が安心感があります。

ただ、出産を先にした場合、転職の希望期間より遅れてしまう可能性はあります。

企業によっては三歳未満の子どもを養育している場合に、採用に消極的になるという傾向もあるからです。

しかし、もし、それでもその期間に転職をしたいと考える場合は、サポート体制の有無やアウトソーシングなども活用しながら体制を整えていくことをおすすめします。

産休、育休をとる条件とは?

【産休は誰でも取れる】

産休は労働者が申請すれば取れる制度です。

パートであったり、入社してもすぐに適応されます。

もちろんその先の育休が取れるのかは別です。ここは勘違いしてはいけないところですね!

【育休を取るための条件】

育休の取得には条件があります。

育休を取得できるのは1歳未満の子を持つ労働者です。男女ともに対象ですが、日雇い労働者は対象となりません。

育休取得の条件

・同一の事業主に引き続き1年以上雇用されている

・子どもの1歳の誕生日以降も継続して雇用されている見込み

・子どもの2歳の誕生日の前々日までに労働契約がの期間が満了しており、契約の更新されないことが明らかでない場合

育児休業の対象とならないケース

  • 雇用期間が1年未満
  • 週の所定労働日数が2日以下
  • 1年以内に雇用関係が終了する

育児休暇は職場に復帰することが前提とされている制度です。

しかし、平成30年の雇用均等基本調査の結果、100人中10人程度は職場に復帰せずに退職されています。

出産は必ずしも母子ともに健康であるとは限らなかったり、子どもを持ってから自分の価値観も大きく変わることもあったりで、退職を選択する場合もあります。

しかし、育児休業はできればしっかりとって、職場へ復帰したい人も多いと思います。

そのため、育休を取るための条件は頭に入れて、転職時期を考える必要があります。

転職の面接で産休の取得や時短勤務などについて聞いてもよいのか。

女性が転職の際に気になることは、今後の自分のライフプランとマッチしているのかどうかということではないでしょうか?

産休がとれるのか、時短勤務が可能かというのは、女性にとってはとても大事なことだと思います。

そのため、結論的にはもちろん聞いてもいいと思います。

ただ、企業によってはすぐに産休や育休に入るのではないか?と警戒されることもあるかなと思いますよね。

そのため気を付けることとしては【タイミング】と【聞き方】が大切です!

はるかママ

タイミングとしては、仕事のことを質問した後に聞く方が無難ではないかと思います。

いきなり聞くとそれが第一条件のように思われて(第一条件であっても)すぐに産休を取る気なのかという印象を受けます。

聞き方については、自分事として聞くのではなく「取得実績はありますか?」など事実を聞くことをおすすめします。

また、長く勤めたいと思っているからこその質問であることを伝えることも大切です。

マミートラックに乗りたいのか?乗りたくないのか?

マミートラックという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

子どもを産んだ女性がキャリアを考えるうえで非常に重要なことです。

マミートラックとは?

マミートラックとは昇進や昇格から外れて責任のある立場の仕事を任されずに出世コースからはずれるということ

特に今まで仕事に力を入れてきた人ほど悩むのではないでしょうか。

はるかママ

私は「トラック」という言葉がしっくりきて、なるほどなこういうことかと思いました。

陸上競技のトラックのように同じところをグルグル回っているイメージではないでしょうか。

マミートラックに乗ることは、個人的には悪いことばかりではないと思います。

ライフワークバランスを考えて、あえて乗りたい人もいると思うからです。

ただ、マミートラックに乗ることを自己決定で選んだのか、または選びなおすことはできないのかということは非常に疑問に思います。

現状の日本社会では、子供が生まれた男性社員の仕事量を調整してれる職場は少ないのではないでしょうか?

そのため、共働きの場合どうしても女性が仕事量を調整し、時短勤務や看護休暇を使うことになる。

そうなると勝手にマミートラックに乗っている、もしくは乗らざるを得ない状況に陥っていることが少なくありません。

もちろん、それが一時期ならば話も違ってきますが、1度外れたキャリアには戻れないことも多く、退職するまでその人間関係、仕事関係のなかで働く可能性もありますよね。

マミートラックに乗りたいか、乗りたくないか、乗ったとしても育児が落ち着いた時には再度責任ある仕事を任せてもらえるのか、会社ともよく話し合うことも必要かと思います。

はるかママ

個人の能力にもよるけれど、私の周りでは「あの人が昇進すればいいのにな」と思うワーママがいますが、マミートラックに完全に乗っている状態と言えます。

そして後輩男性が上司になるのです。なんだかモヤモヤ…。

まとめ

今回は出産予定のある女性が転職を考えるタイミングや、考え方、私の実例についてお伝えしました。

女性が働くうえで転職、出産のタイミングを考えることは難しいですよね。

転職はコントロールできても出産は必ずしもコントロールできる物でもないですし…。

女性が転職する上で、通勤時間や産休育休の取得は重要な条件だと思います。

できるだけ自分や家族の幸せを思って転職活動をすると思うので、転職先への時短や働き方についての確認はしっかりしたいですし、する必要があります。

今回は私の実例もお伝えしましたが、自分のタイミングはいつが良いのかそれぞれ違うものです。

最終的に2度転職し感じたことは、転職することで、違う視点を持てるということ。

また、自分の軸さえあれば、どこで働いても大丈夫ということです。

自分が「今」できることをすれば良いし、自分の居心地の良さを追求していけばよいのだと思いました。

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