0歳から保育園って正直悩む…。
子どもと離れることで後悔するってないのかな?
ママなら早くから保育園に預けることに悩むこともありますよね。
私も0歳クラスから息子を保育園に入れていました。
正直、もう少し長い時間過ごせればなと思っていましたが、仕事があるので仕方ありません。
その時代には育休の延長も半年までだったので、育休を切り上げて保育園に預けることにしました。
実際に保育園に0歳児から預けて後悔はなかったか?と言われれば、最初の方は後悔したこともありました。
しかし、今はそれも経験、息子も逞しく育ってくれて、保育園に行っていて良かったなと思っています。
この記事はこんな人におすすめ
- 0歳代からの保育園が不安なママ
- 早めに預けようか迷っているママ
- 後悔しないための対策を知りたいママ
親と過ごす時間が短くても発達的には大丈夫?
近年男性の育児休暇取得が大幅に上昇した国としてドイツがあります。
そのドイツでも育休期間(親時間と呼ぶみたいですが)と子どもの発達には影響がほぼないとされています。
ドイツでは、「育休の長さが子どもに与える影響」に着目し、育休が半年から1年へと延長された前後の子どもたちについて、高校や大学の学歴や大人になってからの就業状況や所得までを調査しました。その結果は「生後、母親と一緒に過ごした期間の長さは、将来的な子どもの進学状況や所得などにはほぼ影響を与えていない」
Veryサイトより柳澤綾子(やなぎさわ・あやこ)先生
医師・医学博士。東京大学大学院医学研究科社会医学専攻公衆衛生学分野特任研究員。
愛情を注いでくれる誰かがいることが大事ですよね。
さらに、量より質で、関われる時間にしっかりスキンシップを取ることで、ママと赤ちゃんの信頼関係は結べます。
周りがとやかく言ってくることもありますけどね…。
ポイント
周囲の声に惑わされないで、覚悟を持って保育園に預けましょう。
0歳児から保育園に入れなければよかったと後悔した理由
感染症にかかりやすい
保育園の洗礼は確かに月齢が低いほどリスクがあると言えるでしょう。
実際に私の長男は保育園に入った直後、RSウイルスなどにより、肺炎で入院した経験もあります。
4月にRSウイルスが0歳児クラスで流行っていると聞いた時、自分の時のことを思い出しました。
入院時には正直後悔していたかもしれません。
体力的に成長し、抵抗力も徐々に成長していくので、徐々に改善されてはいきますよ。
急なお迎えの頻度は多くなる
感染症にかかりやすいということに伴って、お迎えも多くなります。
さらに、0歳クラスだと泣いてしまって、ご飯を食べれないなどがあれば脱水のリスクもあるため、お迎えを要請されることもあります。
私自身子どもの頃は2か月で保育園に預けられていました。
哺乳瓶からミルクを全く飲もうとしなかったため、小さいスプーンでかなりの時間をかけて保育園の先生が与えてくれていたようです。
そういったケースもあるので、お迎えが必要になる頻度もやはり多くなります。
子供の成長の初めてを見逃すことがある
子どもの「初めて」を見逃す可能性はあります。
初めて立った、初めてこの言葉をしゃべったなど覚えているでしょうか?
私は正直記憶があいまいな部分もあります。
忙しいというのもあるし、保育園で「初めて」を経験することもあったからだと思います。
でも、保育園の先生と一緒に成長を見守ってこれました。そのことに後悔はありません。
母乳を上げる期間は大人の都合になる
母乳で育っていた赤ちゃんもミルクに切り替えたり、離乳食を早く進める必要があります。
長男は保育園に行ってからも、朝と帰宅後、寝る前の3回だけは母乳を飲んでいました。
離乳食も食べていたので、母乳はスキンシップとして与えていたように思います。
ある意味保育園に行くことで離乳が進んだ面もありますが、やはり母乳は大人の都合で回数は限られることになります。
仕事の日には仕事、育児、家事で体力的にギリギリ
0歳児を抱えての仕事復帰はかなり、体力を奪われます。
なぜなら体調を崩し始めると、夜中にしっかり寝なかったり、環境の変化で夜泣きをしたりすることもあるからです。
また、母乳を上げること自体でもかなり体力を使います。
朝から母乳をあげる時間を確保する必要もあり、やはり負担にはなります。
0歳から保育園のメリット
0歳時からの保育園にはデメリットばかりではなく、多くのメリットも感じました。
メリット
- 0歳からの方が希望の保育園に入りやすい
- 保育士に相談しながら育児ができる
- 保育士との信頼関係が生まれやすい
- 平日休みは自分の時間も取れる
- 自宅ではできない経験を保育園でできる
- 運動会や発表会の思い出が増える
- 学年が上の子どもや親をみられて、育児の様々を垣間見える
0歳からの方が希望の保育園に入りやすい
0歳児からなら、入れるからと0歳児入園を決めたママも多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
希望する保育園に入る為に、早めに育児休暇を切り上げて保育園に入るのって苦渋の決断ですよね。
でも、希望の保育園に入りやすいというのはメリットでもあります。
自宅に近い保育園を選べたり、保育の質を重視できたりして結果的には良かったと思うことの方が多いです。
保育士に相談しながら育児ができる
特に一人目の子の時には、誰かに相談したくなるものです。
そんな時に、子どものことをよく理解してくれている人がいると相談しやすくて安心感があります。
実際にお世話をしてくれているからこそのアドバイスがもらえることもありますよ。
保育士との信頼関係が生まれやすい
出会った期間が長くなるし、子どもとの信頼関係、ママとの信頼関係が強くなりやすいのも特徴です。
長くみてくれているからこその安心感ってありますよね。
3歳児になると担任に対する子どもの数が増えること、自分で話せるから子ども自身に話を聞くようになることから、先生と話すタイミングがグッと減ることもあります。
でも0歳児の時には、子どもの現状を、先生が言葉やノートでしっかり伝えてくれることで、信頼関係につながりやすいと感じます。
平日休みは自分の時間も取れる
保育園によりますが、お休みの日でも預けても良い保育園もあります。
有給を取れれば、美容院に行ったり、リフレッシュの時間を取れたりすることで、育児休業中より、むしろ自分時間が取りやすくなることもあります。
自宅ではできない経験を保育園でできる
保育園ではなかなか家ではできないような遊びもやってもらえます。
絵の具を手に付けて大きな画用紙に描いたり、大きなたらいで感触遊びを楽しんだり。
大きな園庭やプールで安心して遊ぶこともできます。
お友達との関わりもその一つです。
様々な世界をみせてくれます。
子どもの生活リズムが整う
仕事へ行く時間が決まっているので、必然的に起きる時間も決まり生活リズムが整います。
保育園でしっかり遊んだ後は、眠くなるのも早いのか、早く眠ってくれる子も多いです。
お金が稼げる時間が長くなる
金銭面でも早く働くことは大きなメリットです。
0歳時では保育料はかかりますが、保育料を払うよりも給与を受け取る方が金額は多いはずです。
小さい時が稼ぎ時と言われるように、貯蓄のゴールデンタイムを長くとれることになります。
私もあの時に働いていたから、どんどん楽になる感覚はあったし、金銭面でもフルタイムで働かなくても大丈夫という思いがでてきたのかも…。
運動会や発表会の思い出が増える
0歳児でも発表会や運動会の時に参加させてくれます。
そのため、人より思い出の数が増えます。
0歳から見ているからこそ、次の年の子供の成長をより感じるようになれます。
私は0歳の時の運動会で、5歳のお兄ちゃんたちをみて、「5年たてばこんなに成長するのか…」と涙しました(笑)
学年が上の子どもや親をみられて、育児の様々を垣間見える
学年が上がる先輩たちを間近に感じるのもメリットの一つです。
学年が上がってもママと離れる時には泣いている子、自分のかばんをしっかり持ってバイバ~イと笑顔で手を振る子様々な親子がいます。
自分の子もこうなるのかな~と想像を膨らませてしまいませんか?
先輩ママ達をみると、「こうやって声掛けをするのか~」「大きくなってもこういう手間はかかるんだな」と勉強になります。
後悔しないために体制は万全に
人間誰でも後悔はしたくない物です。
後悔しないためには事前準備は非常に大切です。
0歳からの保育園は不安もあります、大変な部分もあります、それを一人で解決することは難しいでしょう。
一人でどうにかしようとしないというのも、準備の一つだと思います。
家族の協力
0歳児に限らず、保育園に通い出すと、一人ではどうにもできないことも増えます。
そのため、夫と話し合いをもつことも必要です。
こんなことは要確認
- 送迎の頻度
- 体調不良の時の仕事の休み方
- 家事の分担や共有
- 小児科への対応の仕方
- 保育参観や懇談の出席
- 残業の頻度
- 飲み会の頻度
etc…
2人の子なんだからママだけが仕事をセーブしすぎるのも不満になりやすいです。
そういった自分の気持ちを素直に言えれば良いですよね。
話し合うまでは「そういう仕事もあるんだ」ということを知らない旦那さんもいますよね。
小児科に行くときに必要な物の場所や、どういう風に症状を伝えたらいいのかなど、やってみないとわからないことも多いです。
そのため、育児休暇中から少しずつ夫に参加してもらう方が良いでしょう。
当事者意識を持ってもらえるようにしましょう。
指示通り動くだけではお互いに協力していることにはなりませんよね。
家事は外注化や仕組み化を考慮する。
家事はできるなら外注化しておく方が良いです。
外注をピンポイントで使う方法で、ピンチの時に乗り越えて仕事を長く続ける方が金銭的なメリットが大きいです。
と言っても金銭面や心理的ハードルもあって、外注化はしにくい…という人には炊事だけでも簡単にすることをおすすめします。
特に炊事は頑張りがちなポイントでもあるし、ピンチの時にはかなりつらくなる家事だと思います。
そんな時には頭を使わないように炊事をできるようにしておくことが大切。
例えば?
- 凝った料理は作らない
- ピンチの時の冷凍食品や調理キットを常備
- 買い物は宅配サービス
- 夫も作れるようにしてもらう
- 野菜は一気に切る
- 肉類は下味冷凍保存
- 魚は骨取り
息抜きの方法は持っておく
自分の機嫌は自分で取ろうとはよく言いますよね。
まさしく、ママが機嫌よくいることの必要性は感じます。
ママが体調や機嫌が悪いと家族全員に伝染します。
そして子どもは余計に駄々をこねたり、保育園嫌々がきつくなったりして悪循環に陥ります。
まずは自分がご機嫌で過ごせるように努めてみて下さい。
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まとめ(0歳代からの保育園は大変だけど、後悔しなくても大丈夫)
ただでさえ不安なのに、他の子よりも早く保育園に行かせていいのだろうかと、この記事を読んだママもいるでしょうか。
最初は後悔する日もあるかもしれません。
でも、きっとそれは子どもが元気に保育園に通ってくれるようになると和らいで、卒園式の時には後悔はなくなっていますよ。
早めの保育園だからこそのメリットも多くあります。
メリット
- 0歳からの方が希望の保育園に入りやすい
- 保育士に相談しながら育児ができる
- 保育士との信頼関係が生まれやすい
- 平日休みは自分の時間も取れる
- 自宅ではできない経験を保育園でできる
- 運動会や発表会の思い出が増える
- 学年が上の子どもや親をみられて、育児の様々を垣間見える
不安に思う気持ちもあるでしょうが、きっと大丈夫という気持ちで長い目で子どもを見守ると良いかもしれませんね。
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