思い切って転職しようと思ったけど、エージェントの紹介する求人がどれも微妙…。
いまいち自分の意向が伝わっていないように感じる…。
女性は特にライフイベントがあると、この期間内で転職したいと思うこともあり、焦りが出ますよね…。
転職の際に、多くの人が利用するのが、転職エージェントです。
ただ、ブランクがあったり、育児のために就職先の条件が絞られてしまうような場合に、転職エージェントで求人を紹介してもらっても、これといった求人が見当たらないことがあります。
そこで、今回は転職エージェントで紹介される求人が微妙だと思った時の解決方法をまとめました。
一つ目の解決策は、キャリアコーチングサービスを併用することです。
これにより、自分の強みや、転職以外の可能性がみつかるかもしれないからです。
キャリアコーチングサービス以外にも、簡単にできることや、意識することで変わることがあるので、最後まで記事を読んでもらえると理解が深まります。
キャリアコーチングのハードルが高い…と思う人はこちらの記事も読んでみて下さいね。
キャリアコーチングのおすすめはこちら
転職エージェントが微妙と感じる理由。転職エージェント側の問題
なぜ、転職エージェントの紹介してくれる求人を微妙と感じてしまっているのか、転職エージェント側の原因と、自分側の原因を解説していきますね!
転職エージェントは就職を決めることがミッション
まずは、転職エージェントの報酬体系について説明します。
転職エージェントは企業側が求める職員採用に対して、人材を紹介します。
紹介された人材が内定となり、転職者側が入社したいと思った場合に、事前に契約していた報酬を得ることができるのが転職エージェントです。
もちろん、転職者の意向と会社側の意向がマッチするような人材紹介をするのが基本です。
しかし、ここで重要なのは、人材を求める企業側によって、成功報酬体系は変わってくるということです。
そのため、企業側から報酬を得ている転職エージェントは、より報酬体系の高い企業に就職を決めてほしいというのは理解できます。
こういった成功報酬体系を考えると、「転職者が決めたい内定」よりも「転職エージェントが決めてほしい内定」を紹介されることで、なんとなくマッチしないという現象が起きている可能性もあります。
アドバイザーがスキルや経歴に合う求人がみつからない
転職エージェントの成功報酬体系や利用手数料の高さと言った事情で、求人の取り扱いが少ない業種や地域、企業もあります。
そのため、転職者のスキルや経歴、希望職種によっては求人数がすくなく、合致する求人をみつけられないという事態に陥ることがあります。
エージェントとしてのスキルが乏しい
転職エージェントでは、過去に蓄積された内定や選考に関するデータに加え、キャリアアドバイザーの経験に基づいて、転職者への情報提供や、就職のための支援が行われます。
そのため、そういった知識やデータを統合する能力や、経験値自体が低いとアドバイスの幅が少なく適切な支援につながらばいということも考えられます。
転職エージェントが微妙と感じる理由。自分側の問題
自分自身のスキルを伝えきれていない
キャリアと言うと、今までの職歴をイメージするかもしれませんが、それ以外にもあなた自身のキャリアやスキルはあるはずです。
子育て中にキャリアが積みあがらないと感じる人は多いと思います。
しかし、子育てや地域活動、子どもを育てながらの仕事との両立もまたキャリアの一つです。
成功体験や失敗体験を思い起こした時に、自分の得意なことや強みを探してみてはどうでしょうか。
例えば
失敗した時にも、周囲との連携や情報共有が得意で、かつ助けてくれるような人間関係を気づくことができる。
育児や仕事と忙しい中でも、今何ができるのか、客観的な点で物事をみる癖がついており、行動計画を立てて実行することができる。
など…。
履歴として書けないようなスキルは、仕事自体のキャリアだけでなく、日常生活上でも培えるキャリアなので、いかに言語化できるのかというのがポイントですよね。
アドバイザーのことを信頼しきれない
エージェントと言えど、人対人の問題なので、人格的に合う、合わないということがあるということはあります。
エージェントがそのことを認識をせずに、就職活動のみを強引に進めていくような形の場合は、転職者は信頼しにくいですね。
転職エージェントの対応する人を変えてもらうことはできるけど、言いにくさはありますよね。
でも、思い切って、担当を変えてもらうのは悪いことではありません。
キャリア自体が市場の中で、価値がみいだせない、つぶしがきかない
転職するからには、もっと良い条件下で働きたいというのが本音ですよね。
または、心機一転、今までの職種経験と全く違う職種にチャレンジしたいと思うこともあります。
そういったときに自分のキャリア自体が、その業界内で価値がないと判断されてしまうことも実情ではあります。
例えば、転職回数が多い、自分の得意分野がわからない、知識や技術力がついていないように感じる
転職という方向性自体がこれでいいのかなと感じる時には、キャリアコーチングのようなサービスを利用すると、客観的なアドバイスがもらえる可能性が高いです。
キャリアコーチングについては、就職活動での準備期に利用するのも、自分の強みを言語化する手段の一つとしては、とってもおすすめ。
キャリアコーチングについては「キャリアコーチングを併用するという選択肢もある」という項目で詳しくお話しますね。
微妙な求人を断るときのマナー
転職エージェントから微妙な紹介を受けた時に断る時って気を使いますよね。
ポイントはこちら。
ポイント
- 丁寧な言葉遣い
- 具体的な理由を伝える
- 感謝の言葉も述べる
転職エージェントからの求人は、もちろん断ることもできますが、人対人なのできちんとした理由を伝えた上で、どういった求人を紹介してほしいのかを、丁寧な言葉で伝えましょう。
上手に断れば、転職成功のチャンスを増やすことにもなります。
微妙な求人ばかりの転職エージェントは変えるべき?
そもそも、転職エージェントは1つにしぼらずに、複数登録がおすすめです。
その理由は、やはり得意、不得意もあることに加えて、保有求人の違い転職エージェントの教育の仕方もちがいます。
リスクヘッジと言う意味では2~3程度の転職エージェントを併用する方が良いでしょう。
転職エージェントが微妙だと感じる時の対処方法
ポイント
- 適度な連絡
- 自分の業界の話を質問してみる
- 自分の評価や改善点を率直に聞く
- 仕事内容や条件を絞りすぎない
- 重要視するポイントは明確に伝える
- 自分のスキルや価値を客観的に評価し、正確に伝える
転職エージェントが微妙な時にする方が良い事
適度な連絡
何事も人間関係です。
頻度が少なすぎても、多すぎても良くありません。
自分の業界の話を質問してみる
まず、業界内におけるあなた自身のスキルを、正しく評価してもらえているかどうかの判断が必要です。
そのためにはアドバイザー自体が、その業界に必要な資質を理解していたり、市場価値を理解している必要性があるため、業界内の話をして様子を見てみましょう。
特に専門職や、スキルがある人が同業種に再就職しようとする場合は必要なことです。
アドバイザー自体がその業界に詳しくないために、もっとスキルを活かした就職ができるのにもったいないという事態を避けることができます。
自分の評価や改善点を率直に聞く
転職者の評価は自分ではよくわからないものです。
経験的にはスキルがあったとしても、組織のパワーバランス的に年齢がネックになっている場合は、企業によって考え方が違うため、他の企業ならば内定をもらえる可能性もありますよね。
そのため、ぶっちゃけて聞いてみると、方向性が見えてくる可能性もありますね。
ポイント
- 企業側の評価は実際にどうなのか?
- ネックになっているポイントはどこか?
- ネックになっている部分に改善点はあるのか?
- どういった企業は内定をもらえるのか?
自分の気持ちを正直に伝える
アドバイザーを信頼しきれていない場合、自分の気持ちを言っても良いのかどうか事態を迷うことがありますよね。
でも、微妙な案件にそのまま応募して、そのまま内定が出て、そのまま就職することを考えると、はっきり自分の考えを伝えるべきです。
就職先探しとしては自分の正直な気持ちと向き合わなければ、また転職を考えることになりかねません。
仕事内容や条件を絞りすぎず、現実的な条件を伝える
自分の求める条件全てを満たしているような職場はそうそうありません。
転職が進まない場合は、こういった条件を絞りすぎていないか?譲れる条件はないのか?を現実的に考えていく必要があります。
ポイント
- 年収
- 休日
- 残業
- 職務内容
- 勤務地
など…。
仕事で成果を出でているなら、条件にあう場合もありますが、やはり譲れる条件を考えて、仕事で成果を出して条件を整えていくという手もありますね。
重要視するポイントは明確に伝える
転職エージェントの報酬体系でも説明したように、条件が明確でない場合は、転職エージェントがすすめたい案件を提案されます。
しかし、そこで案件が微妙だ…と思う場合は、明確な条件を伝えましょう。
ポイント
- 経営理念
- 社風
- 人間関係
- スキルアップのサポートの有無
希望することと同時に、何を避けたいのか?という避けたい条件を伝えるとエージェントもそういった案件を除外しやすいです。
自分のスキルや価値を客観的に評価し、正確に伝える
人に要望を伝えるためには、自分という人間を客観視することは必須です。
自分の希望する就職案件を提示してもらうためには、客観的に評価し、それを正確に伝えるというコミュニケーション能力も必要になってきます。
ポイント
- 自分の得意、不得意
- 望むライフプラン
- 自分の価値観や人間関係での悩み
- スキルアップの今後の目標
自分を評価するって本当に難しい事ですよね…。
思ってもみないことが評価されることもあるし…。
誰かに相談したいけど、専門的な知識も必要だし、身近な人に相談するのもきがひける…。
キャリアコーチングを併用するという選択肢もある
正直、自分のスキルを客観的に評価し、正確に伝えられる場合、多くは転職活動にそれほど困らない人も多いです。
例えば、育児でブランクがあって、現状自分の強みがみいだせない方や、転職エージェントでは微妙な案件ばかりで、条件が自分の思う物とマッチしないという方も…。
特に女性はそのように感じる場合も多いのではないでしょうか。
社会から離れたり、仕事をセーブした期間があるほど、自分のスキルを語ってくださいと言われても…って感じですよね。
そんな時に、自分を客観視できて、強みを発見できるように伴走してくれるのがキャリアコーチングというサービスです。
キャリアコーチングがおすすめな人
- 転職エージェントで紹介される案件が微妙だと悩んでいる人
- 転職エージェントに自分のスキルや望む方向性をうまく説明できない人
- 自分一人では、自分の正確な市場価値やどの方向に進んでいいのかわからないという人
- 育児ブランクがあって、企業への再就職が本当に正しいのかと迷う人
- 企業への再就職以外の選択を模索している人
転職エージェントでの紹介では微妙でも、キャリアコーチングに相談して、思い切って直接応募で企業からの内定をもらう場合もあります。
または、まずはフリーランスで始めて、軌道に乗り出した時点でそれを本業にし、起業するなど、選択肢は様々ありますよね。
キャリアコーチングサービスは、そういった多種多様な選択肢を安心して相談できる場所でもあります。
転職エージェントでは転職ありきでしたが、現職のままの改善点や、副業、起業、スキルアップなど様々な選択肢がみえてくるんです。
女性はライフイベントがあるたびに、悩みも多様になってきます。
キャリアコーチングサービスとしては、
最近では、厚生年金の遺族年金が男女平等化という名目で、5年しかもらえないなどという社会の変化もあり、女性も仕事を持っておくというリスクヘッジは重要ですよね。
キャリアコーチングのおすすめはこちら
まとめ
転職エージェントの案件が微妙だと悩む人への対策方法をお伝えしました。
ポイント
- 適度な連絡
- 自分の業界の話を質問してみる
- 自分の評価や改善点を率直に聞く
- 仕事内容や条件を絞りすぎない
- 重要視するポイントは明確に伝える
- 自分のスキルや価値を客観的に評価し、正確に伝える
- キャリアコーチングで自分の強みや方向性を明確化する
- キャリアコーチングで転職以外の方法はないか模索する
転職する時って勢いは必要ですが、じっくり自分自身に向き合う時間が必要かもしれませんね。
微妙だな…って思いながらでは、転職活動進まないし、悩みから抜け出せない。
そんな時にキャリコーチングも併用することで、様々な可能性がみえてくるかもしれません。
キャリアコーチングのおすすめはこちら