キッチンのカウンターを切るDIYをしたときに、キッチンパネル側が剥がれていました。
そこで、ついでにキッチンタイルの立ち上がり部分をマグネットタイルに変えてみました。
カウンターDIYの経緯はこちらの記事に載っています。
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キッチンカウンターの壁紙を張り替えてみた。【満足感高い大工のDIY】
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結果をみていきましょう。
before
after
結果的には見た目も、落ち着いたグレージュで、木との相性も良いので気に入っています。
ただ、施工に意外に苦労して、一度貼ったものをすべてはがして再施工した経緯があるんです。
最初は施工していなかった目地も、2回目はジョイントコークを入れて、目地ありにしてみました。
なぜ再施工したのか、詳しく書いていくので、やってみよう!という方は参考にしてみて下さいね!
マグネットがつく壁に使った商品(シニオン)
シニオンというマグネットがつくステンレスパネルです。
マットな質感と、マグネットがつく機能性で選びました。
シニオンの特徴
- はさみやカッターで切れ、加工が簡単
- マグネットがつく
- 両面テープで簡単施工
- 耐熱60度でコンロ周りの使用もOK
- フッ素コーティング技術でアルコールでのふき取りもOK
シニオンの使い方のいろいろ
貼り方は色々あるので、好きな貼り方ができるのも魅力です。
【写真は楽天公式サイトより】
一部分にだけ使えるので、今回もキッチンパネルの一部分に使ってみました。
マグネットがつく壁にできるのが便利。
今回はマットタイプを使用しましたが、マットじゃない物もあります。
こちらはつやありタイプ。
つやアリタイプには20×20㎝の正方形タイプもありますよ。
施工方法
シニオンの貼り方
- 貼る場所に必要な枚数を確認して、購入する。
- 貼る場所に合わせて切る。
- 裏面に接着テープを貼る
- 貼りたい壁を掃除してから張り付ける
【施工方法事例は公式サイトより】
シニオンのコスパは?
今回使用した範囲
キッチンの立ち上がり部分とコンロ周りの下部分20センチ程度。
使ったシニオンの枚数
27枚
シニオンは10枚入りと、2枚入りを選べますが、今回は10枚入りを3個注文していました。
我が家のマグネットがつくタイル施工費
10枚入りが1セットで4,565円なので、4,565×3=1,3689円です。
接着テープも一緒に購入したので、10m×2個で2600円程度。
合計で1,6000円程度の費用でした。
1,6000円かかりましたが、仕上がりには満足ですし、マグネットがつくのがやはり便利でした。
シニオン施工時に難しかったところ
施工時に難しかった点
- はがれやすい
- ハサミで切ると切った側が反る為に、再利用できなくなる
- 複雑な形に切る時に計測が大変
はがれやすさは最初にこのように両端のみ両面テープを貼っていた場所があったからかもしれません。
全面貼った場所も多かったのですが、途中から面倒になってきて2か所でいった部分があります。
でも全面貼っている部分もはがれてきていたので、両面テープと壁面の相性もあるかもしれません。
もう一つ難しかった点は、ハサミで写真のよう切った時、写真のように反り返ってしまうことです。
この写真では本当に切れ端の部分なので、このまま破棄すればいいんですが、半分に切ったものもあったので、切り方にコツがいるなと思いました。
カッターで切れば反り返りなく綺麗にきれます。
ただ何度もカッターを通す必要があり、結構大変でした。
コンセント部分などの複雑な形は、計測して、裏面にサイズを書いてからカッターで切っていきました。
なぜ再施工したのか
- すぐに剥がれてきた
- 見た目的に目地があった方が良いと思いだした
剥がれてきたついでに、目地を入れて見た目をよくすることと、はがれにくくすることを目的に、少し隙間を開けてタイルをはってから目地材をいれることにしました。
目地材と言っても、タイル用の物ではなく、壁紙の端を綺麗にするためによく使われるジョイントコークを使うことにしました。
簡単に施工できるのでジョイントコークにしました。
色んな色があるのですが、今回はタイルがグレーなので、目地材もグレーにしました。
再施工方法
- 目地材を入れるようにタイルを一回り小さく切った
- 強力両面テープを貼り直す
- タイルを貼る
- 目地を入れる部分にマスキングテープで養生する
- ジョイントコークを目地に沿って入れて、余分な部分をタオルでふき取る
両面テープはどれを使う?
我が家も最初両面テープは貼ってはがせるタイプを使用しました。
でも剥がれてきたので、強力両面テープにしました。
今のところは、剥がれずに使えていますし、マグネットも使用したうえで、使えています。
マグネットの強さは?
マグネットの強さとしてはかなり強力です。
山崎実業のまな板シートを入れるグッズを張り付けて使っています。
マグネットの磁力は充分で、この上に500mlとかのペットボトルをのせてもびくともしません。
このスタイルすぐにマグネットシートが使えるし、かなり便利です。
これができるようになっただけでもやってよかったです。
シニオンが使えそうな場所
ココでも使えそう
- 洗面所
- キッチン背面
- 施工範囲がすくない場所
洗面所はかなり使えそうですね。
チャイルドミラーは我が家にはないですが、掃除するのが大変だから貼る人が多いようです。
キッチンの背面にもおすすめできますね。
全面貼らなくても、2枚貼りで磁石が強力なので、便利に使えますよね。
ただ、範囲はあまりに大きすぎると、費用が掛かりすぎるし貼るのも大変かなと感じました。
壁の範囲が大きい場合は他の施工方法でマグネットを付けた方が良いでしょう。
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壁にマグネットが貼れるようになるDIY【マグネットペイント】簡単施工方法と磁石がつく壁をつくる他の方法も紹介!
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範囲が大きい場合にはこちらのNOMAという商品の方が使いやすそう。
まとめ
今回はキッチンタイルの壁にマグネットがつくようにしたDIYをお届けしました。
シニオンは非常にオシャレで、便利な商品ですが意外に施工方法に戸惑って、再試行するということになりました。
皆さんは再施工しなくてもいいように、事前情報をしっかりいれて臨んでくださいね!
はがしてもう一回やろうと思うまでに、1か月以上かかりました(笑)