
実は私の息子も去年から少年野球をしているのですが、夏って暑くない?大丈夫なの?と実際に不安になっているので、初めての夏に向けて、熱中症対策を徹底していこうと思います。
夏のグラウンドはまるで灼熱地獄。

「うちの子、大丈夫かな…?」
「どうやって熱中症を防げばいいの?」
と不安になる保護者の方も多いはず。
本記事では、熱中症の基礎知識から、実際に役立つ予防グッズの紹介までを分かりやすく解説します!
熱中症ってどうして起きるの?子どもに多い理由とは?

熱中症とは
熱中症は、高温多湿の環境で体温調整がうまくできなくなり、体内に熱がこもることで起きる症状のこと。
代表的な症状
- 頭痛
- 吐き気
- めまい
- 体のだるさ
- 意識がぼんやりする
子どもが熱中症にかかりやすい理由
大人が同じ状況に置かれても熱中症にならないけれど、子どもは危険な場合もあります。
その理由を説明していきますね。
子どもが熱中症になりやすい理由
- 大人よりも 体温調整機能が未熟
- 身長が低いため、 地面からの熱の影響を受けやすい
- 夢中になって 水分補給を忘れがち
子どもは体温調整がまだ未熟な上に、身長が低いため、頭部が地面から近い状態です。
そのため、大人よりもこまめな水分補給や休憩を必要としています。

しかも子どもって自分から水を飲もうとか日陰で休もうって調整ができないんですよね。
一度夢中になってしまうと、自分でも気づかないうちに体調を崩してしまうことがあります。
少年野球で気をつけたい熱中症予防法
親子でできる基本の対策

熱中症は命の危険にもつながる疾患なので、予防が絶対的に大事です。
具体的にはどうすればよいのか、基本対策を確認していきましょう。
熱中症基本対策
- 水分補給をこまめに!
- 目安:20〜30分に1回、200ml以上
- 塩分補給も忘れずに
- スポーツドリンクや塩タブレットなどを活用
- 帽子・タオルで直射日光を防ぐ
- 日陰での休憩を定期的に取る
少年野球におすすめの熱中症対策グッズ8選

少年野球の夏場は、選手たちにとって過酷な環境となります。 熱中症を防ぐためには、適切な対策とグッズの活用が不可欠です。
少年野球にぴったりの、現場で実際に「これは使える!」と評判のグッズを厳選しました。
色が薄めのアームカバー
太陽の日差しを直接体に浴びることでも、熱がこもりやすくなります。
皮膚も火傷のようになってしまいますしね。
日焼け対策にもなるのが、アームカバーです。
黒を選びがちですが、薄目の色を選んで熱を集めないようにしましょう。

このミズノのUVカットのアームガードは水で冷やすタイプで価格もそれほど高くないから良いですね。
スポーツタイプは結構ピタッとしているので、子どもでも邪魔にならずに使えます。
サイズ的にやはり子ども用しか難しい方は、キッズの物もあるので、サイズによって検討しましょう。
ピーコック魔法瓶工業 アイスパック 携帯氷のう
休憩の際には体を冷やしておく必要があります。
しかし、水だけで冷えるようなPCM素材の物では、暑いグラウンドでは冷たいのは一瞬ですぐに効果がなくなってしまいます。
そのため、導入したのが、実際氷のうを持ち歩けるピーコック魔法瓶工業のアイスパックです。
まだ5月ではありますが、実際に使ってみて4時間近くたっても冷たいままで、ほとんど中身が溶けていませんでした。
これは夏場の冷やすアイテムとしては期待できます。
クーラーボックスに入れておくとさらに溶けないと思われますね。
大きさも色々ありますが、スポーツ場面では一番大きいタイプや氷のうでアイシングも可能なタイプがおすすめ。
ポータブル扇風機(ネックファン)
首の血管を冷やすことで、脳へ流れる血流を冷やすことができます。
そのため、首を冷やすということあ非常に大切です。
折り畳みがしっかりできて、見た目もかっこいいタイプなら子どもも使ってくれるかもしれません。

こどもはハンズフリーになるものの方が使いやすいかもしれませんね。
荷物が多い野球少年ならコンパクトタイプが吉。
また、風が来るだけでなく、しっかり冷たい風が来るものも良いですね。
冷却プレートが付いているタイプなら、すぐに首を冷やせます。
この商品はパナソニック製で安心感もありますね。
特徴
- 首にかけるだけで両手が使えて便利
- 汗を素早く乾かすことで不快感を軽減
- 首を冷やすことで頭が冷える
ネッククーラー(首巻き保冷グッズ)
充電式のネッククーラーも効果がありますが、氷でしっかり冷やそうと思う場合は、首に直接氷をつけられるタイプも良いですね。

これなら休憩中に子どもが多少動いても首をしっかり冷やすことができそうです。
特徴
- 首元の太い血管を冷やして効率よく体温を下げる
- 凍らせても固くなりにくい素材が◎
冷感タオル(瞬間冷却タイプ)
冷感タオルは体を冷やすまではいかないかもしれませんが、使用した時の爽快感が魅力。
練習終わりなどに汚れと共に、さっぱり感を味わいたい子には最適。
特徴
- 水で濡らして絞って振るとすぐにひんやり
- 練習後のリフレッシュにも最適
塩分チャージタブレット・ゼリー
水分だけでなく、塩分も失われないように補給することが熱中症対策になります。
そのため、手軽にできるタブレットやゼリーでの塩分チャージが良いですね。

8歳の長男はこの塩分チャージのタブレット大好きで、運動もしていない時に食べようとするほど味が気に入っています。
特徴
- 手軽に塩分・ミネラルを補給
- 味が良く、子どもも食べやすい
ゼリータイプで冷やしたり、凍らせたりできるものも夏場には重宝します。
スポーツドリンク専用ボトル(保冷)
普通の水筒ではスポーツドリンクを入れられない物もあるってご存じでしょうか?
そのため、スポーツドリンクを入れる際には、専用のボトルを使いましょう。
象印の物は、コンパクトタイプで、スポーツドリンクOK、洗うパーツが少なくて、スポーツ場面でなくても様々な場面で重宝しそうですよね。

サーモスや、象印の魔法瓶タイプなら安心感があります。
広口で洗いやすい商品なので、メンテナンス面でも安心。
特徴
- 真夏の屋外でも冷たさをキープ
- 1L以上の大容量タイプが安心
- 二本目ならコンパクトタイプもあり
スポーツドリンクパウダー
スポーツドリンクも取りすぎると糖分を多く取りすぎるのでは?と心配な方には、粉タイプもおすすめです。
粉タイプなら濃度を調整できます。
コスパも良く、保管場所にも困らないので夏は重宝しますね。

家がスポーツドリンクだらけになりませんね。
経口補水液の作り方

市販の物を与えるのが気になる、コスパよく作りたいという方には、経口補水液は自分で簡単につくることもできますよ。
材料
- 水:1リットル
- 砂糖(上白糖):40g(大さじ4と1/2杯)
- 塩:3g(小さじ1/2杯)
作り方
1リットルの水に砂糖40gと塩3gを混ぜて溶かします。

混ぜるだけなので、簡単ですよね。
レモン果汁やグレープルーツ果汁などの柑橘類で味付けすることもできます。
少年野球の熱中症対策Q&A

水分は水だけでいいの?
→A. 水だけでは不十分です。
汗と一緒に塩分・ミネラルも失われるため、スポーツドリンクか経口補水液を取り入れましょう。
練習中に休憩ってどれくらい取るべき?
→A. 目安は30〜45分に1回・5〜10分程度。
気温が30度を超える日は20分ごとに休憩をした方が良いでしょう。

30度超えたら練習は中止にするなどのクラブもあるでしょうが、そうなると夏場はなかなか練習できなくなるでしょうね。
少年野球の熱中症のガイドラインとなるものはないの?
実は全日本軟式野球連盟が出しているガイドラインがきちんとあります。
指導者も把握していない場合もあるので、保護者間で周知して練習自体を実施するのかどうかよく検討が必要ですね。

基本的に31度以上であれば試合も中止、順延になるようですね。
夏場は試合同様、練習でも気温によっては中止の英断は必要だと感じます。
気温的に大丈夫でも、子どもによっても熱中症への耐性は違いますし、その日の体調によっても変わってきます。
気温が30度以下だからと言って、油断することなく対策をこうじることが、子どもの命を守ることにつながりますね。
練習を完全に中止にはできなくても、練習時間帯や長さの調整は必要なのでは?と思う場合、親として指導者に相談することも大切だと感じます。
まとめ|少年野球熱中症対策は「準備」がすべて!

暑い季節の少年野球は、体力面でも精神面でも負荷が大きいですが、正しい対策とグッズの準備があれば乗り切れます!
今日からできる3つのポイント
- 水分+塩分のW補給を習慣にする
- ネッククーラーや冷感タオルなどの冷却グッズを活用
- 親が率先して休憩や飲水を促す声かけをする
あなたの子どもが元気にプレーを続けられるように、“熱中症ゼロ”を目指してこの夏を乗り切りましょう!

また、応援する保護者側の熱中症対策も必須になるのではと、戦々恐々としています。
親の根中小対策はまた記事にしていきたいと思います。
一旦日焼け対策はこちら。
日焼け対策
最後までご覧いただきありがとうございました。