
子どもを育てて感じたことの一つが「自分ってこんなにキレることあるんだな。」ということです。
私は学校や友人関係、仕事においても、ほとんど怒るという感情を人に伝えたことはなかったかもしれません。
それが、大人になってから「キレる」ってこういうことか…。と実感したのが子育てです。
自分のキャパを超えたときに、後悔するほど自分をコントロールできない状態に陥るんだなと思いました。
よくドラマとかでパパが「そんなに怒らなくても。」とか言うシーンありますが、それって関わってないから言えることですよね。
まだまだ世の中は「ママが子育てをする」という認識もあり、周りだけでなく、自分自身も勝手に自分を追い詰めしまうのかもしれません。
周りはどうあれ、せめて、自分で自分を責めないでいいように、なりたい。
そのためにはまずは「キレる」を減らして、自分で自分をコントロールできる状態に持っていけることが、ママの幸せにもながると思っています。
今回の記事は子どもに対してキレることを深堀して、考えたことをまとめています。
こどもの検診の質問票に感じる疑問【経験談】
検診でイライラしますか?の質問「はい」じゃない人いますか?

子どもの検診は定期的に訪れますよね。
検診時の質問項目に「子育てをしていてイライラすることがありますか?」っていう質問がありました。
その質問に対して思うことが、「イライラしない」人っているんでしょうか?ということです。
特に1歳半以降は自我が出てきてイヤイヤ期に入ります。
忙しい中ご飯を作る→ご飯を食べない→食べずに遊びだす→服も机もぐちゃぐちゃ。
これが毎食となると、イライラしない人は神か仏なのかなと思います。
例えるなら上司に「この仕事しといて」と言われて、一生懸命にやった仕事の資料を「これじゃなーい!」と全部破り捨てられてる状況でイライラしない人いますか?ってことだと思う。
でも質問する人も虐待や養育者の精神状態を調べる意図もあるだろうから、ちょっと気を使って答えた方が良いのか…。
と思うけれど、私は普通にイライラするって選んでます(笑)
夫が検診にいって、「どういう時にイライラしますか?なぜイライラしますか?」と聞かれたらしく、私と同じように思って、食事の時の状況を伝えて、「この状況でイライラしない人いますか?」と質問したと言っていて笑った(笑)
保健師さんは「イライラしますよね。」と共感を示してくれたらしいです。
質問票は母親が答えるの前提
質問票で母親が答えることが前提なのか、「お子さんのお父さんは、育児をしていますか?」との質問もある。
いや、その質問にイライラするわ!と思うのは私だけ?(笑)
2人のこどもやから、してるにきまってるやんと思ってしまう。
いや、してない人もいるだろうけど、その質問が母親が育児してますよね?前提で聞いてるのがモヤモヤ。
産後の体のことは仕方ないにしても、精神面では男性にも負担がかかっているとは思うし、パパとママは違う人だから感情も違うのは当たり前だと思う。
両方にそれぞれ回答してもらうという発想はないのだろうかと毎回検診のたびに感じます。
怒ることとキレる違いは?

私は「怒る」ことと「キレる」ことは違うと思っています。
「怒る」や「叱る」は言葉の違いはあれど、自分で意図して子どもに行動の規範を伝えていることだと思います。
一方「キレる」は自分をコントロールできない状態。
「キレる」と自分をコントロールできないので、後々に「あ~言い過ぎたな」「怒りすぎたな。」と思います。
私も「キレる」という状態になっていた時期があります。
特に第一子の赤ちゃんの時や次男のイヤイヤ期の時には「マジ勘弁して」と思ったことがありますね。
なんかキレるとゾワっと頭に血が上るような感覚がわかります。
キレる時はたいてい追い詰められている時です。
ワンオペだったり、自分の体調が悪かったり、子どもを叱りすぎて悪循環だったり。
ただ、キレることは子どもが成長するとともに、減った気がしています。
自分も感情のコントロールや、子どもへの伝え方や接し方を工夫することで、成長していくんだなという実感もあります。
子どもが成長したのか、私が成長したのかわかりませんが確実に「キレる」ことは少なくなってきています。
いろんなものを手放し、その時間のちょっとしたことでストレス発散ができるようになったからかもしれません。
具体的にはこちらをご覧ください。
なぜ子どもにイライラしてキレてしまうの?

「子どもに優しくしたい」
「怒りたくない」
「もっと穏やかに子育てしたい」
そう思っているのに、なぜか子どもにイライラしてしまう。
そして、つい大きな声を出してしまったあとに、
「また怒ってしまった……」
「こんなことで怒るなんて、私はダメな母親なのかな」
と後悔する。
でも、子どもにイライラしてしまう原因は、単純に「怒りっぽい性格だから」とは限りません。
むしろ、毎日の子育てで余裕がなくなっていることが、怒りにつながっている場合もあります。
睡眠不足や疲れがたまっている
子育て中は、自分が思っている以上に疲れています。
夜泣きや子どもの寝かしつけで睡眠時間が短くなったり、朝から子どもの支度、仕事、家事、食事の準備……とやることが続いたり。
疲れているときは、普段なら気にならないような子どもの行動にもイライラしてしまいます。
「早くして」
「何回言ったらわかるの?」
「もういい加減にして!」
と声を荒らげてしまうのも、心の余裕がなくなっているサインなのかもしれません。
子どもが思い通りに動いてくれない
親としては、
「ご飯を食べてほしい」
「着替えてほしい」
「早く寝てほしい」
「危ないからやめてほしい」
と、子どものためを思って声をかけます。
でも、子どもは親の予定通りには動いてくれません。
忙しいときに限って遊び始めたり、何度言っても同じことを繰り返したり、「イヤ!」と反発したり。
一つ一つは小さなことでも、それが一日に何度も続けば、少しずつ親の心の余裕が削られていきます。
「ちゃんとした親でいなければ」と頑張りすぎている
子どもの食事、生活習慣、しつけ、勉強、遊び。
「親だからちゃんとしなければ」と思うほど、できていないことが気になってしまいます。
でも、子育ては毎日完璧にできるものではありません。
子どもが言うことを聞かない日があってもいい。
ご飯を適当に済ませる日があってもいい。
家事を後回しにする日があってもいい。
親自身に余裕がなければ、子どもに優しく接することも難しくなります。
だからこそ、「もっと頑張らなければ」と自分を追い込むより、「今日はここまででいい」と手放すことも大切なのだと思います。
子どもにキレてしまった後はどうすればいい?

どれだけ「怒らないようにしよう」と思っていても、感情が爆発してしまうことはあります。
大切なのは、「キレてしまった=すべてがダメ」と考えないこと。
もちろん、子どもに怒鳴ってしまったことをそのままにするのではなく、落ち着いたあとにできることがあります。
まずは一度、子どもと距離を置く
怒りがピークに達しているときは、その場で冷静に話そうとしなくてもいいと思います。
安全を確保したうえで、少し別の部屋に移動したり、深呼吸したり、水を飲んだり。
ほんの数分でも、その場から離れることで気持ちが落ち着くことがあります。
「今は冷静に話せない」と感じたら、いったん距離を置く。
これは逃げではなく、親子の関係を壊さないための対処方法です。
落ち着いたら子どもに謝る
もし言いすぎてしまったと感じたら、落ち着いてから子どもに「さっきは怒りすぎたね」と伝えてみる。
親だからといって、いつも正しく振る舞う必要はありません。
「ママも怒りすぎちゃった。ごめんね」
と伝えることで、子どもにとっても「失敗したら謝ればいい」という経験になります。
大切なのは、怒らない親を目指すことよりも、失敗したときに関係を修復できることなのかもしれません。
「またキレてしまった」と自分を責めすぎない
一番避けたいのは、
「私は母親失格だ」
「また怒ってしまった」
「自分はダメな親だ」
と、怒ったことをきっかけに自分自身を責め続けてしまうことです。
自分を責め続けても、心の余裕は戻ってきません。
それよりも、
「今日は疲れていたのかな」
「何が私を追い詰めていたんだろう」
「次はどうすれば少し楽になれるかな」
と考えてみる。
自分を責めるのではなく、自分の状態を観察する。
それだけでも、次に同じ状況になったときの対応を変えるきっかけになります。
子どもにキレないために、私が手放したいこと

子どもにキレてしまう回数を減らすために必要なのは、「もっと頑張ること」ではなく、逆に「頑張らないこと」なのかもしれません。
子育てをしていると、つい「あれもやらなきゃ」「これもしなきゃ」と考えてしまいます。
でも、全部を完璧にやろうとすると、親の心の余裕がなくなってしまいます。
家事を完璧にしようとしない
子どもにイライラしているとき、実は子どもそのものに怒っているというより、「時間がない」「家事が終わっていない」「予定通りに進まない」という状況に追い詰められていることもあります。
そんなときは、
「今日は掃除しなくてもいい」
「夕飯は簡単なものでいい」
「洗濯物は畳まなくてもいい」
と、できることを減らしてしまう。
家事を一つ手放すだけでも、子どもに向けられる心の余裕が少し戻ってくることがあります。
「理想の親」を目指しすぎない
いつも笑顔で、子どもの話をしっかり聞いて、栄養バランスのいい食事を作って、生活習慣もしっかり整える。
そんな理想の親を目指してしまうと、現実とのギャップに疲れてしまいます。
子どもにとって必要なのは、何でも完璧にできる親ではなく、一緒に生活していく中で安心できる親なのではないでしょうか。
「今日はできなかったけど、まあいいか」
と思える日があってもいい。生活する中で徐々にそう思えるようになってきたように思います。
一人で抱え込まない
子育ての負担が大きいと感じたら、夫や家族、友人、自治体の相談窓口などに頼ることも大切です。
「これくらい自分でできるはず」と思ってしまうと、限界まで頑張ってしまいます。
助けてもらうことは、母親としての能力が低いということではありません。
むしろ、自分と子どものために必要なサポートを選ぶことも、子育ての一部なのだと思います。
共働き夫婦の家事分担ルール!喧嘩にならない秘訣5選【実例・表付きで解説】
「怒らない母親」より「自分を立て直せる母親」を目指したい

子育てをしていると、「怒らないこと」が正解のように感じてしまいます。
もちろん、できるだけ穏やかに過ごせるなら、それに越したことはありません。
でも、毎日子どもと生活していれば、イライラする日もあります。
大切なのは、怒りを感じないことではなく、自分が限界に近づいていることに気づくこと。
そして、必要なら休むこと。
誰かに頼ること。
子どもと少し距離を置くこと。
落ち着いたら「さっきは怒りすぎたね」と伝えること。
そうやって少しずつ、自分と子どもの関係を立て直していけばいいのだと思います。
「絶対に怒らない母親」を目指すよりも、
「自分がいっぱいいっぱいになったときに、ちゃんと立て直せる母親」
を目指したほうが、子育てはずっと楽になるのかもしれません。
キレたくないけれど、キレることある

こどもにキレてしまうのは、子どもと真剣に関わっている証拠です。
まずは自分自身の頑張りを認めてあげて下さい。
そのうえで、今の現状を冷静にとらえられればいいなと思います。
よく子どもにキレてしまう人は、コントロールできない状態になるほど自分を追いつめているのかもしれません。
子育て中は取り入れてもいいなと思う思考があります。
他責思考は人のせいや環境のせいで現状が出来上がっていると考える思考、自責思考は自分の行動が原因で現状になっていると考える思考。
もちろん、仕事でも子育てでも自責思考で考えて、自分の行動を改めるって大事なことだと思います。
でも、子育て中には自分を責めすぎてしまうと、身動きが取れないことがあると思うのです。
人や、環境のせいにしたっていいんです。
だって、あなたは精一杯やったんだから。
そう思って、思考を切り替えていくことも必要かなと思います。
余裕があるときには自責思考もとりいれて、少しづつ変化していくことを楽しみたいですよね。
まずは自分をいたわってあげることだと思います。
自分の好きなことをする、物理的に距離を置く、夫にもっと協力してもらう、具体的な対策を取りましょう。
参考になったと思った育児書
マンガも交えてわかりやすく、子育てあるあるが紹介されています。
考え方や対処方法も載っているので、ママにとっても心が軽くなる育児書だなと感じました。
他にも、私が読んでみた育児書を読んで、自分の頭の中で起こっていることを言語化できると意外に客観的に自分を見られるようになってきます。
子育て本ではないですが、結局、自分自身が機嫌よくいることが最善だと思います。
まとめ 楽に暮らすには…
今回は「子どもに対しキレる」ということを考えてみました。
この記事をみてくれた人はできればキレたくないと思ってみてくれたのではないでしょうか?
まずは自分をいたわって、心の余裕を取り戻しましょう。
子どもは少しくらいキレたって大好きな人をすぐに嫌いになったり、将来すごく悪い方向に影響がでたりはしません。
自分自身の子どもの頃に置きかえても、きっとそうだったはずなので、怖がらずに安心して子育てができればいいですよね。
自分自身が幸せであることは「自分で選んだ」「自分で自分をコントロールできている」と感じることが大きいのではないかと思います。
「楽」に暮らせるように私も日々ほどほどで暮らしていきたいと思います。
読んで頂きありがとうございました。

