第4回は破壊衝動を持つ児童水本羽菜とやんちゃな児童である藤野一希がフューチャーされました。
2泊3日の校外学習にでかけた6年2組で起こった事件をきっかけに、水本さんの心の闇が明らかになってきます。
それに気づいた藤野君との交流を通して、よいこの仮面がはがされていく水本さん。
助けたいと願う、篠谷先生、牧野先生。
今回森の中で座ってる牧野先生かっこよかったです(笑)
松下洸平さんは首からあごのラインと頭の形がかっこいいと思ってる。
【原作】日生マユ「放課後カルテ」
【脚本】ひかわかよ
【演出】鈴木優馬他
【キャスト】松下洸平、森川葵、田辺誠一
【あらすじ】学校医のモデル導入という形で、学校に派遣され、学校医となった牧野俊が主人公です。
医療行為は診察と応急処置のみ小児科医として学校医として赴任し、ぶっきらぼうながらも鋭い観察眼で子どもたちの言葉にできないSOSを見抜いていきます。
子どもたちを救い、未来へ向かう背中を押す、保健室ヒューマンドラマです。
放課後カルテ第4話あらすじ
第4話、6年生が参加する野外宿泊学校で浮かない顔の児童・羽菜(小西希帆)。羽菜は、孤独感から破壊衝動を抱えており、7月にクラスみんなで頑張って作った七夕飾りを壊すという事件を起こしていた。犯人だと疑われたのはヤンチャな児童・一希(上田琳斗)だったが、羽菜は一希が真犯人を明かしてしまうのではないかと追い詰められ、衝動的に一希を川に突き飛ばしてしまう。現場を目撃した牧野(松下洸平)は羽菜と向き合おうとするが、一希と羽菜は2人で救護室から逃げ出し…。
放課後カルテ第4話感想
そもそも破壊衝動って孤独感からくるパターンもあるんだと思った。
わたしの認識では、最初から性格がサイコパスで人を傷つけたくてしょうがない…みたいなことを破壊衝動って呼ぶのかなって思ってました。
孤独感から破壊衝動が自分に向けばそれが自傷行為として今回は表れていましたね。
ひろさん演じる母が自殺?してしまったのか、父も無関心でネグレクト気味の様ですね。
家庭環境あれだけ悪いのに、篠谷先生気づかないのかな?って思うけど、取り繕う家庭では言われないかぎり家庭環境がわからないのかもしれませんね。
篠谷先生は牧野先生にやたらと上から目線ではあるけれど、子どもを助けたいという気持ちは人一倍。
篠谷先生に「あの子たちにとって、代わりの保健室の先生じゃなくて、もう先生なんですよ!」って怒られてる時の牧野先生の立ち姿牧野先生っぽかったですね。
猫背、ストレートネックで片方重心。
一番最初に子どもが牧野先生の足につまずいて「中節骨骨折だ。」と言っていた感じ、ダルイ感じをだしてる牧野先生の方が面白がられているのだなと思います。
前回家出した冴島さんも牧野先生にこころ許してそうな笑顔で近くにいましたね。
嘘をつかないって子どもにとっては重要ですよね。
大人にとっては嘘じゃなくても、こどもにとってはその建前がうそじゃん!って思われることもあるのかな…。
ハラスメントと言われることが多いこの時代だからこそ、先生も本音を言えずに悩むのかもしれませんね。
藤野君のようなやんちゃな生徒は問題行動がわかりやすいけど、水本さんのような影でするタイプでは周りも気づきにくいですね。
顔も可愛いし、愛想のいい、友達もいる。でも水本さんと名字で呼ばれているというのが友人関係も象徴していますね。
だれにも心は開けないからこそ、破壊衝動がコントロールできなくなるんですね。
誰か一人でもいれば、水本さんの心の闇を少しづつ出せるのかな。
牧野先生が来週救ってくれると良いですね。
「助けたい…」って医療者は思いますよね。
でも自分にできることとできないことがあって、現実的には難しいこともあります。
牧野先生がどういう風に水本さんを救ってくれるのかを楽しみにしていきます。